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最終更新日:2013年8月27日(火)

口蹄疫(FMD)

 周辺諸国では、口蹄疫が継続的に発生していますので、引き続き、農場へのウイルス侵入防止に向けた飼養衛生管理の徹底、飼養家畜の異常の早期発見・早期届出を励行してください。特に、周辺国で流行した時は、より厳重な対応をお願いします。
 ※口蹄疫ウイルスが人に感染することはありません。

国内における発生状況

・2010年(平成22年4月~7月)  → 詳細はこちら
  宮崎県 292戸 211,608頭
   (牛:209戸 37,454頭、豚:86戸 174,132頭、山羊:9戸 14頭、羊:1戸 8頭)

 ・2000年(平成12年3月~5月)  → 詳細はこちら
  宮崎県 3戸 35頭、北海道 1戸 705頭  合計 4戸 740頭

・1908年(明治41年)
  東京都、神奈川県、兵庫県、新潟県  合計 522頭

 

 口蹄疫について

 口蹄疫ウイルスによる感染症で、死亡率は低いのですが、伝染力がきわめて強く、偶蹄類動物(ヒヅメが偶数の動物:牛・豚・羊など)に感染して大きな経済的被害をもたらします。
 感染は年齢・性別を問わず成立します。口蹄疫ウイルスに対する感受性は、牛が高く、豚は低いのですが、感染後のウイルス排泄量は、豚は牛の100~数千倍といわれており、感染を拡大させる引き金ともなります。

<伝播様式>

 感染した家畜との直接接触、またはウイルスに汚染された排泄物、飼料、粉塵・飛沫(空気感染)、野生動物、人、資材、車両等を介して伝播されます。
 感染動物は発症前からウイルスを排出するため、まん延防止策を徹底する必要があります。

<臨床症状>

 特徴的な症状は発熱、泡沫性流涎(泡状のよだれ)、水疱の形成(口腔、舌、鼻、蹄、乳頭など)、水疱が破れた糜爛(びらん)です。また、跛行、起立不能、泌乳の減少・停止などもみられます。
 感染動物が死亡することはまれですが、幼弱動物(哺乳畜等)では突然死することがあります。
 緬山羊では症状が明瞭ではないので、本病を伝播する動物として注意が必要です。
 届出が必要な症状(特定症状)が定められています。 
 口蹄疫の症状(写真:宮崎県)(農林水産省)

 ※  特定症状 → 詳細はこちら
 法令により、届出が必要となる症状(特定症状)が指定され、発見した獣医師または家畜の所有者は、遅滞なく、都道府県知事(家畜保健衛生所)に届出しなければなりません。

<主な対策>

1 侵入防止対策

  ・関係者以外の農場への立入を制限する
  ・農場に入る、車両、人、物品の消毒を徹底する
  ・農場専用の衣服・長靴を設置し、消毒を徹底する
  ・畜舎、飼養器具等の清掃、消毒を徹底する
  ・海外への渡航では、本病発生地域には行かない、畜産関係施設には立ち入らない
  ・海外から入国(帰国)した人は1週間農場には入れない、海外で使用した衣類等は農場へ入れない
  ・農場立入者を記録し、1年間以上保存

2 異状家畜の早期発見と届出

  ・異状が見られたら、獣医師に連絡する
  ・特定症状を発見したら、すぐに家畜保健衛生所へ届け出る
  ・飼養家畜(生体、死体)、生産物、排泄物、飼養器具等の移動を自粛する

3 患畜等の処分

  家畜伝染病予防法の規定により、患畜及び疑似患畜(患畜となるおそれのある家畜)は速やかに「と殺」
 しなければなりません。また、ワクチンの接種は通常認められていません。

<参考>
パンフレット:
        飼養衛生管理基準、農家向け(牛用) (豚用)
口蹄疫とは:
        口蹄疫とは(農林水産省) 
        口蹄疫の解説と参考資料(動物衛生研究所)
        口蹄疫の症状(写真)(宮崎県)
口蹄疫に関するQ&A:
        口蹄疫について知りたい方へ(農林水産省) 
口蹄疫全般: 
        口蹄疫に関する情報 (農林水産省)
        口蹄疫に関する情報 (北海道畜産振興課)
その他:
         口蹄疫ウイルスに有効な消毒薬の作り方と使い方 (農林水産省)   
         口蹄疫に汚染されたおそれのある家畜排せつ物等の処理について(農林水産省)    
         海外へ旅行される方へのお願い (動物検疫所)  
         輸入稲わらの取扱について (日本貿易振興機構)

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