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最終更新日:2016年7月19日(火)

高病原性・低病原性鳥インフルエンザ

 アジア周辺諸国では、高病原性鳥インフルエンザが継続的に発生していますので、引き続き、農場へのウイルス侵入防止に向けた飼養衛生管理の徹底、飼養家きんの異常の早期発見・早期届出を励行してください。特に、渡り鳥が飛来する時期には注意が必要です。
 ※国内において、鶏肉や鶏卵を食べることにより、インフルエンザウイルスが人に感染することはありません。

国内における発生状況

・平成26年12月~27年1月 畜種:鶏 ウイルス:H5N8亜型(高病原性)
  宮崎県(2農場 約5万羽)、山口県(1農場 約3万羽)、岡山県(1農場 約20万羽)、佐賀県(1農場 約5万羽、関連1農場 約3万羽)

・平成26年4月 畜種:鶏 ウイルス:H5N8亜型(高病原性)
  熊本県(1農場 約5万羽、関連1農場 約5万羽)

・平成22年11月~23年3月 畜種:鶏 ウイルス:H5N1亜型(高病原性)
  9県24農場 約183万羽  (島根県、鹿児島県、大分県、愛知県、和歌山県、三重県、宮崎県、奈良県、千葉県)

・平成21年 畜種:うずら ウイルス:H7N6亜型(低病原性)
  愛知県(3農場 約57万羽)、 抗体陽性農場(4農場 約102万羽)

・平成19年 畜種:鶏 ウイルス:H5N1亜型(高病原性) 
  宮崎県(3農場 約16万羽) 岡山県(1農場 約1万羽)

・平成17年 畜種:鶏 ウイルス:H5N2亜型(低病原性) 
  茨城県(40農場 約568万羽)、埼玉県(1農場 約10万羽)

・平成16年 畜種:鶏 ウイルス:H5N1亜型(高病原性) ※国内79年ぶりの発生 
  山口県(1農場 約3万羽)、大分県(1農場 14羽)、京都府(2農場 約24万羽)

 

 高病原性・低病原性鳥インフルエンザについて

 インフルエンザウイルス感染による家きんの疾病のうち、A型インフルエンザウイルスのH5又はH7亜型等による感染症で、伝染力の強い疾病です。そのうち強毒タイプのものを高病原性鳥インフルエンザといい、死亡率が100%に達することもあります。また、弱毒タイプのものを低病原性鳥インフルエンザといいます。(参考:我が国における鳥インフルエンザの分類(農林水産省))

伝播様式

<伝播様式>

 感染した鳥類との直接接触、またはウイルスに汚染された排泄物、飼料、粉塵、水(川や湖沼)、ハエ、野鳥、人、資材、車両等を介して伝播されます。

 通常、国内に当該ウイルスは常在しません。大陸から渡ってきた感染野生水禽類(カモなど)が環境を汚染し、それを野生動物等が拡散するものと考えられています

<臨床症状>

 臨床症状を示さず死亡する例が多く見られます。震え・起立不能・斜頚などの神経症状、沈鬱、食欲消失、急激な産卵低下(停止)がみられることもあります。低病原性の場合は、ほとんど症状がみられません。
 届出が必要な症状(特定症状)が定められています。 

 ※  特定症状 → 詳細はこちら
 法令により、届出が必要となる症状(特定症状)が指定され、発見した獣医師または家畜の所有者は、遅滞なく、都道府県知事(家畜保健衛生所)に届出しなければなりません。

<主な対策>

1 侵入防止対策

  ・野鳥等の野生動物を家きん舎内へ侵入させない(金網、防鳥ネット等の設置)
  ・飲み水や餌を清潔に保つ(河川・湖沼の水を飲み水として使用しない又は消毒して使う)
  ・関係者以外の農場への立入を制限する
  ・農場に入る、車両、人、物品の消毒を徹底する
  ・農場専用の衣服・長靴、家きん舎専用の長靴を設置し、消毒を徹底する
  ・家きん舎、飼養器具等の清掃、消毒を徹底する
  ・海外への渡航では、本病発生地域には行かない、畜産関係施設には立ち入らない
  ・海外から入国(帰国)した人は1週間農場には入れない、海外で使用した衣類等は農場に入れない
  ・農場立入者を記録し、1年間以上保存

2 異状家きんの早期発見と届出

  ・死亡率の急激な上昇等の特定症状を発見したら、すぐに家畜保健衛生所へ届け出る
  ・飼養家きん(生体、死体)、生産物、排泄物、飼養器具等の移動を自粛する

3 患畜等の処分

  家畜伝染病予防法の規定により、患畜及び疑似患畜(患畜となるおそれのある家畜)は速やかに「と殺」
 しなければなりません。また、ワクチンの接種は通常認められていません。

  ★高病原性鳥インフルエンザの発生を防止するための重要ポイント(北海道HPから:PDF)

<参考>

パンフレット(農林水産省):
    飼養衛生管理基準(PDF)、農家向け(PDF)
    高病原性鳥インフルエンザからアイガモを守るために(PDF)
    高病原性鳥インフルエンザからダチョウを守るために(PDF)
    高病原性鳥インフルエンザから愛玩鶏を守るために(PDF)
    高病原性鳥インフルエンザと学校飼育鶏(PDF)
鳥インフルエンザとは:
    鳥インフルエンザについて知りたい方へ(農林水産省) 
    高病原性鳥インフルエンザの解説と参考資料(動物衛生研究所)
鳥インフルエンザに関するQ&A: 
    国立感染症研究所センター
    動物衛生研究所
    鳥インフルエンザのQ&A(食品安全委員会) 
鳥インフルエンザ全般:
    鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
    鳥インフルエンザに関する情報(北海道)
    鳥インフルエンザに関する情報(関連情報)(厚生労働省)
    高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所 感染症情報センター)
    鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)関係情報(日本養鶏協会)    
    野鳥と高病原性鳥インフルエンザ(日本野鳥の会)
    高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省) 
    動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応(環境省) 
    日本における鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクマップ((独)国立環境研究所)

野鳥については上川総合振興局環境生活課(0166-46-5924)へお問合せください。
 リーフレット:死亡野鳥を見つけた際の注意事項(PDF) 

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