9月27日、上川農業改良普及センター本所園芸担当者12名が出席し、渡邉専門普及指導員を講師に、りんご熟度判定に係る13項目の果実品質調査のOJTを行いました。
①地色はカラーチャートを使って尻部の赤くないところで判断する、②サビの程度、③硬度は日の当たる側(陽)と当たらない側(陰)で測定する、④蜜入り程度は果実を横断面に切断し判断する、その後、ヨードデンプン反応を判断する、⑤果汁はすりおろし器で切断面全体をおろして採取し糖度と酸度測定に用いる、などなど。
食味は実食し、「特有の風味を基本に、甘さや酸度等から判断」、今回のサンプルは風味と甘さを感じて堅さも食べ頃であった等より、5段階評価で4.5(5:非常に良好と4:良好の間)との判断となりました。
果実品質調査は、9月中旬~10月中旬、10日毎を目途に行われ、調査結果は農業者の収穫時期判断の目安として活用されています。
普及センターでは、様々な取り組みをつうじて、職員の資質向上を図っていきます。
調査の概略説明
地色調査
サビの程度調査
酸度調査
実習_サンプル調整
実習_硬度調査