スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 産業振興部 > 商工労働観光課 >  かみかわ「食べものがたり」: ファームズ千代田「びえい牛」


最終更新日:2018年6月14日(木)


かみかわ「食べものがたり」: ファームズ千代田「びえい牛」


イメージ フェイスブック ツイッター
イ
コンセプト 地域で ジャン かみかわ食の今
動画を見る

 
地域で探す
ジャンルで探す
肉類・卵
野菜・果物・お米
エゾシカメニュー
スイーツ・パン
飲料・酒類
漬物・レトルト類
調味料・ジャム
その他加工品
スペーサー

かみかわフードツーリズム

スペーサー
(地域)食べものがたりトップページ > かみかわ中部 > ファームズ千代田
(ジャンル)食べものがたりトップページ > 肉類・卵 > ファームズ千代田
種牛から出荷まで、一貫生産にこだわる高品質な肉牛
モンゴル出身のアガバンドルジ・アバラゼデ社長は獣医でもあります
ファームズ千代田「びえい和牛」 かみかわ中部
食べる人の健康を考えた飼育方法

 「当社のすべての牛に対して、ホルモンなどを使用していません。牛も生き物ですから、できる限りストレスを与えずに育ててあげれば、肉もミルクも、食べる人の体に優しい仕上がりになるんです」と語るのは、獣医でもある社長のアガバンドルジ・アバラゼデさん。20年以上前に獣医学の研究としてモンゴルより来日し、平成16年からファームズ千代田に勤務。先代社長の高橋洋美さんとともに歩んできました。自慢のびえい和牛を使った商品は、全国でも高い評価を得ています。

 

画像 スープカレー・肉じゃが・ビーフカレー
★「びえい牛スープカレー」(380g1袋)1,380円(税込) 
★「びえい牛肉じゃが」(300g1袋)1,080円(税込)
 
★「びえい牛ビーフカレー」(230g1袋)980円(税込)
 
びえい和牛を使って作られたビーフカレーなど。手に取りやすいレトルトパウチタイプです

 

徹底した管理が最高品質の「びえい和牛」を誕生させた

 ファームズ千代田は、高橋さんの父親が戦後間もなくこの地に入植したところから始まります。畑作だけの営農は難しかったため、畜産も含めた多角経営を目指しました。昭和40年頃から肉用牛の育成に移行し、現在に至ります。牛舎を徹底的に清潔に保つことはもちろん、穀物などの飼料に酒かすを配合。自社の牧草地から収穫した栄養価の高い新鮮な牧草と、栗山町産の稲わらも与えることで、牛の健康管理とストレスフリーな環境づくりに取り組んできました。

 その後、平成16年に和牛の母牛を導入し、「びえい和牛」の商標登録を目指します。この時招聘されたのがアバラゼデさんでした。

 「肉牛の肥育には、非常に時間も手間もかかります。1頭出荷するまでに単純計算で30カ月。経営を成立させるには、いかにA5ランクの肉を提供できるかが重要でした。現在では80%近くがA4またはA5の最高評価を受けています」。平成21年に商標登録が成立し、和牛専門の牧場に転換しました。大切に育てられたびえい和牛の肉は細かいサシが入り、実に美しいもの。しかもこの脂もくどくなく美味しくいただけると、リピーターも多いといいます。「もしかすると、飼料に混ぜている酒かすなどの微生物のおかげかもしれませんね」とアバラゼデさん。

 このびえい和牛を使って作られたのが、前述のレトルトパウチシリーズ。レトルト食品とは思えないほど、味に深みとコクがあると好評です。

画像・牧草地の牛たち
広々とした牧草地で、のんびりと草を食む牛たち奥に美瑛の町並みを望むことができます

 

種牛から出荷まで和牛の自社一貫生産

 次に同社が目指したのは、種付け、つまり授精から肥育、そして出荷まですべてを自社で行う一貫生産です。多くの牧場では素牛を買い付けて育成から始めますが、これをすべて自社で行っているのは道内では同社だけです。種牛は平成27年現在9頭。母牛から子牛までIDタグを付け、健康状態や与えた餌、妊娠出産のペースなどをデータで管理しています。これまで勘と経験で行われていたものを情報として蓄積することで、効率的で均一化された畜産業が行えるように。道内7カ所にある預託牧場の情報も、ここ美瑛に集まってくるそうです。アバラゼデさんは「すべての工程を自分たちで責任を持って管理することで、消費者の方へ間違いなく安心・安全な商品としてお届けできます」と語ります。

 また、「家畜人工授精所」も設立。種牛がいることで、凍結保存しない健康な精液や受精卵を作ることができます。自社だけでなく、他社の牧場の妊娠しづらい母牛を預かり、受精卵を移植する事業も行っています。

 

ジャージー牛の搾乳工場と加工場も

 同社では平成24年にジャージー牛を導入し、搾乳牧場と加工場を設立。生乳はもちろん、ヨーグルトやアイスクリーム、バターなどを製造し、美瑛町の道の駅や全国での販売のほか、電話やインターネットでの注文も受け付けています。敷地内に加工場を設立した理由は、どこよりも新鮮なミルクで製造できるから。同社では昨晩と今朝のミルクが使えるのです。これは他社との大きな差別化に繋がります。

 「ストレスなく育てたジャージー牛の、最も新鮮な最高級といわれるミルクで作る乳製品の美味しさを、ぜひ味わってほしいです」。

 この加工場は、平成27年4月より法人化。「美瑛ファームズマーケット」として製造・販売を行うほか、既存のファームレストラン部門も統合し、観光客の受け入れなどにも力を入れていくそうです。

画像 ヨーグルトと牛乳
★「ジャージー飲むヨーグルト」 150ml 280円(税込)(左) 
★「ジャージー牛乳」 900ml 780円(税込)(右) など
 
「ジャージー飲むヨーグルト」は
ねっとりと濃厚な口当たりとともに爽やかなミルクの甘みが広がるとりわけ人気の高い一品です

 

環境を生かした事業展開

 前述の乳製品加工場以外にも、この牧場風景を生かした観光事業も行っています。ポニーや羊、うさぎなどの動物と触れ合える「ふれあい牧場」や、ロケーションフォトと呼ばれるウェディングフォト撮影、馬車の提供、ガーデンパーティなど、幅広い年齢層に対応できるコンテンツが豊富です。

 「美瑛町、特にこの牧場は丘の上にあって、緑の季節と雪深い冬の景色が本当に素晴らしいんです。もっともっと多くの方にこの景色に浸っていただきたいですから、アイデアは尽きません」とアバラゼデさん。

 先代社長に呼ばれてやってきた時から愛し続ける美瑛の丘の恵みを、社会に還元しようと歩み続けます。

画像 レストランの外観
牧場内に併設されたレストラン。地域の特産品なども販売されています。  

 

  ファームズ千代田

 
ページトップへ
かみかわ北部かみかわ中部かみかわ南部 ファームズ千代田ホームページへ