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ホーム > 産業振興部 > 商工労働観光課 >   かみかわ「食べものがたり」: ホームメイド通販カフェ Mama Mare


最終更新日:2018年12月04日(火)


 かみかわ「食べものがたり」: ホームメイド通販カフェ Mama Mare


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「ほんものの食」を伝え続けたい料理研究家として活躍中の横山アディナさん。自宅前の田んぼを背景に。
ホームメイド通販カフェ マママーレ「有機黒豆のガトーショコラ」 かみかわ中部 東川町

有機黒豆100%で作るガトーショコラ

 一口食べると、カカオの香ばしさとしっとりとした生地にうっとりすること間違いなし。ルーマニア出身の横山アディナさんが作ってくださったガトーショコラです。アクセントのホワイトチョコレートダイスや洋酒が効いています。ところがこのケーキ、小麦を使っていないのだそう。確かに、小麦よりはざらっとした食感が感じられますが、いったい何でしょう。

 答えは、なんと黒豆。有機栽培の道産黒豆をペースト状にして作ったガトーショコラなのです。

 「黒豆そのものの自然な甘さがあるので、甘味料もほんの少しで十分。それももちろん、道産のきび砂糖を使っていますよ」。
 余計な糖分や添加物を使わない「ほんもの」だけで作られたスイーツでした。

画像 ガトーショコラ
★「有機黒豆のガトーショコラ」


きっかけは、家族の健康のため

 平成18年に東川町に移住してきた横山アディナさん一家は、ご主人のダイキさんと、3人のお子さんの5人家族。それまでは千葉県に住んでいました。
 ダイキさんはアトピー、上の息子さんは喘息などに悩まされていました。アディナさん自身も肌荒れがひどかったといいます。そんな時、旭川市の米飯(ペーパン)に移住体験に訪れました。すっかり北海道が気に入った一家は、その年の6月には現在の場所を見つけます。築80年の古民家が、家族の新しい生きる場所となりました。

 「それまで、外食と中食中心でキッチンに立つことすらなかったんです」と笑うアディナさん。家族の健康を守るため勉強するうちに、やはり食生活に原因があると思い至り、食事を見直すことにしました。

 「ルーマニアのおばあちゃんの味を思い出したんです。旬の野菜やハーブを使って、美味しいものをたくさん食べさせてくれました。それは、ワタシが家族のために作りたい料理そのものでした」。

 自然の食べものを旬の時期に、季節に合わせた調理方法で食べる。これを続けることで、家族は健康を取り戻していきました。
 現在、アディナさんとダイキさんが料理教室などで教えていることは、家族が元気になる一つの方法を、自ら経験した結果でもあるのです。


自宅の庭で採れたハーブは、用途に応じて加工。食品だけでなく、肌に塗るなどの使い方もあります。


東欧料理研究家から、「ほんもの料理研究家」へ

 料理研究家として活動を始めたころのアディナさんは、「東欧料理研究家」という肩書きでした。故郷のおばあちゃんが教えてくれた、自然に感謝しながら季節の料理を味わうことの大切さを伝えるため、料理教室や通信販売を行っていました。

 例えば、ビーツを発酵させた胃腸にやさしいドリンクや、発酵キャベツで作るチョルバという野菜スープなど、素朴な自然の食材だけで作る料理ばかり。化学調味料や人工着色料、保存料などはいっさい使わず、できるだけ体に負担のかからないものを提供してきました。

 「北海道は農作物などの一次産品がとても豊か。こんな素晴らしい土地なのに、どうして余計なものがたくさん入った食べ物を食べるのかしらと疑問に思っていたんです。食べ物って、パッケージがきれいで美味しければいいというものではない。自分自身が、おばあちゃんの作る『ほんものの食』で育ったことに改めて気付きました」とアディナさん。
 そうした中で、ダイキさんはアディナさんに問いました。きみが伝えたいことは、ヨーロッパの料理の作り方ではないのではないか、と。

 食べることは生きることと同義である。

 そのことに気付いた二人は、「ほんもの」という価値観を多くの人に伝えることを使命とし、活動の幅を広げていきます。
 例えば、料理教室ではレシピだけでなくその食材を食べる意味を同時に紹介し、講演会やイベントも開くようになりました。
 こうしてアディナさんは、ひとりの料理研究家から「ほんもの料理研究家」へと進化し、歩みを続けているのです。


ほんもの=シンプルに生きること

 「戦後、とにかく栄養をつけるために何でも食べる時代があった。バブルの時代が来て、派手で美味しいものが重宝された。そして今、食べることの意味を問い直す段階に来ています。農業という一次産業から見直して、料理、生活用品も含めたライフスタイルがどうあるべきかを考える人は、今後もどんどん増えていくはずです。僕たちの生き方が、そうした人たちの指針の一つになれれば」とダイキさん。

 さらに、今後は「ほんもの」という価値観が広く共有されるだろうと考えています。
 食べ物や衣類、雑貨まで、自然の状態にできるだけ近いものを追求する…つまり、無駄をそぎ落とすと、昔から使われてきたものにたどり着く。
 「ほんもの」を求めるということは、伝統的に受け継がれてきた文化を取り戻すという意味なのかもしれません。

 「そしてここに北海道の素材や気候を活かした料理などを提案していくことで、北海道ならではの『ほんもの』の食、文化がよみがえっていくと信じています」。

画像 ハーブを乾燥させている袋 夏の終わり、家の中には庭で摘み取ったハーブが袋に入れられ、乾燥されていました。


  ホームメイド通販カフェ マママーレ 北海道上川郡東川町東4号北31 電話0166-82-6348

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