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ホーム > 産業振興部 > 商工労働観光課 >   かみかわ「食べものがたり」: 有限会社 太田農園


最終更新日:2016年3月23日(水)


 かみかわ「食べものがたり」: 有限会社 太田農園


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有機JAS認定のコーン畑を前に、日々の農作業について語る、取締役社長の石山耕太さん。
有機JAS認定のコーン畑を前に、日々の農作業について語る、取締役社長の石山耕太さん。
有限会社 太田農園 かみかわ南部
タイトル

 コーン、ニンジン、インゲン…。小さくカットしたカラフルな野菜が一度に楽しめる、ミックスベジタブル。主に冷凍で流通しており、お弁当や料理に彩りを添えてくれる便利な食品です。

 中富良野町の太田農園では、有機JAS認定の農場で育てた野菜を、同じく有機JAS認定の加工場でミックスベジタブルを作っています。
 「農場と加工場の両方で有機JAS認定を取得している事業者は少ないですよ。しかも国産材料のみで行っているところはほとんどないようです。当社のミックスベジタブルは、3種類の野菜を自社農場で栽培し、自社加工をしていますから、安心して召し上がっていただけます」と、取締役社長の石山耕太さん。

 平成25年に、現会長の太田順夫さんから社長職を任されてから、全国各地を巡って製品のPRや、勉強会などに積極的に参加しています。


「有機ミックスベジタブル」200g入 
★「有機ミックスベジタブル」(冷凍)200g入 

 

タイトル

 太田農園の約35ヘクタールの農地のうち、平成27年現在、29ヘクタールで有機JAS認定を取得しています。有機栽培への道を歩み始めたのは、太田会長の思いから。有機認証制度ができた頃から、着々と認定圃場を増やしてきました。

 自家製の堆肥を使って、毎年少しずつ土作りをし、さらに養分として溶けやすい魚かすを加えて作物の味を調えます。もちろん化学合成農薬は使いません。代わりに、2週間ほど寝かせた酢焼酎などで病気を防いでいます。
 「中でもたいへんなのは草取りかな。特にニンジンは、種を蒔いて芽が出るまでの期間が長いので、雑草の方が先に伸びてきちゃう。何回も手作業で除草をするんですよ」。
 確かに、収穫時期のニンジン畑には、ニンジンの葉以外の緑がそこかしこに茂っていました。他の作物も同じような作業があると想像するだけでため息が出ます。

 加工作業の進み具合に合わせて収穫していきますが、やはり農作物ですから多少のずれが発生します。
 「いちばん美味しい時期に加工もしたいわけですよ。朝採って、その日のうちに加工するからこそ美味しさがギュッと詰まるんです。でも加工場は作業スケジュールがパンパン、それなのに野菜はどんどん採れる…となると、生食で販売しても追いつかず、どうしてもダメにしてしまうこともあります。できるだけそうならないように、調整をしていますが…何せ、加工場もほとんど人の手で作業しているので」と石山さんは苦笑い。

雑草に紛れて土も見えないほどですが、引き抜いてみると、鮮やかなオレンジが美しい立派なニンジンが育っていました。インゲンも元気に実っています。
雑草に紛れて土も見えないほどですが、引き抜いてみると、鮮やかなオレンジが美しい立派なニンジンが育っていました。インゲンも元気に実っています。

 

タイトル

 農業法人となった平成20年の冬、野菜ジュースを作り始めたのが、太田農園の加工品作りのスタートです。気候の変化のためか、本州では葉物野菜を有機で栽培することが難しくなっているのだそう。そこで、野菜ジュースを作りたい企業から、北海道で作れないかという話が舞い込み、太田農園が手を挙げました。

 「これまで畑で働いてきたスタッフが、わけもわからず白衣に着替えて加工場で作業を始めたんですよ。まったく経験がなかったので、例えば野菜を洗うにしても、『どのレベルまで洗えばいいのか』が判断できない。たいへんでした(笑)。いろんなやり方を試した結果、農場と加工場で働く人はきちんと分けて、専門技術を身につけてもらうことにしました」。

 次いでレトルトのオニオンソテー、冷凍カボチャ、ポテトフライなどを自社で製造。その後、ミックスベジタブルの製造依頼が入ってきました。 「3種類の有機作物を、必要な量そろえることが非常に難しい。まず原材料が確保できて、加工場も有機JAS認定を受けているという事業者は、ごくわずかしかないんです。それまでの経験が役に立ちました」と石山さん。
 今では、年間4000~5000パックを出荷する、人気商品に成長しました。

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「有機かぼちゃ」(冷凍)400g入

 

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 「僕たちが本当に出したいのは、有機というだけでなく、美味しいってこと」と石山さん。ほんの少し食べただけでも、その日の元気の源になれるものをお届けしたいといいます。
 「コーンにしろニンジンにしろ、食べものを育てることには何カ月もかかって、料理するにも30分以上かかるのに、食べるのは一瞬でしょ。評価されるのってその、口に入れて噛んだ2,3秒のこと。その数秒で食べた人を笑顔にできるかどうかが、僕たち農業者の仕事。ニンジンも、コーンも、インゲンも、カボチャも美味しかったね、という幸せを積み重ねてもらいたいんです。一人で『おっ、これ美味しい』とニヤッとするのもいいけれど、そこに家族や友人が一緒にいたら、幸せを広げられるはず」。

 今後は、小売店への販売経路も広げていく予定だそう。

 「消費者ともっと近い場所で販売したいんです。その時に、僕たちの思いをしっかり伝えられるような取り組みをしていきたいですね」。

 商品へのこだわりや安全性は、有機を掲げているのだから当然のこと。
 なおかつ美味しいものを作って人々を幸せにすることが、太田農園の信念です。

 

  有限会社太田農園 ショップ情報

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