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ホーム > 産業振興部 > 商工労働観光課 >  道産小麦のパンカフェ : かみかわフードツーリズム


最終更新日:2021年3月11日(木)

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かみかわ食べものがたり
かみかわフードツーリズム トップページ > bakery & cafe cotori(コトリ)
画像 テーブルに並んだパン 上川の素敵なひと、もの、ことを繋ぐ場所に 道産小麦のパンカフェ

 士別市の市街地のいちばん奥。つくも水郷公園の手前の丘の上に新しいパンカフェがオープンしました。店名は「cotori」(コトリ)。小鳥のように、たくさんの人の手助けや応援があって巣立てたという感謝と、訪れた人の心が「コトリ」と動くような時間を提供したい、という思いが込められています。

 オーナーの堂高さんは、士別市の天然酵母パン店でパン作りを学んでいた方。作り方だけでなく、作り手の思いが込められた食べ物の大切さも心に刻んできました。
 レーズンで作る天然酵母のパンは、一口ごとに甘い香りが立ち、かみしめていたくなるような味わい深さ。堂高さんの優しい笑顔とともに、訪れる人の心を動かします。

画像 堂高充子さん たくさんの人に支えられて開業へ

 「店名のコトリには、私を支えてくれる方々の名前やその意味を込めています。店名に悩んでいた時、とあるカフェがお世話になったお店の名前をヒントに名づけたというエピソードを教えてもらったことがきっかけでした。皆さん、私の相談相手。励ましだけでなく、厳しいこともしっかり言ってくださる方々です」と、堂高さんは店名に繋がる方々のお話を聞かせてくれました。

 まず和寒町のカフェ『nido』。nidoとはスペイン語で「巣」を意味しています。それから市内の雑貨店『梨の花』。梨の木に巣を作った堂高さんが、小鳥のように羽ばたき始めたというイメージから、コトリという名前にしたそうです。そこへ「コトリと動く」意味も含めたいと思い、単純にKではなくCを頭文字に変えます。これも、市内の子ども服店『キューティーベイビー』の頭文字「C」をとったのだとか。

 また、堂高さんは開業前の数年間、nidoが主催する「旅するカフェ」に出展。雑貨や食品、ワークショップなど、手作りのあたたかみを感じられるものづくりイベントです。そこで知り合ったたくさんの仲間たちにもアドバイスをもらいながら、開業までたどり着きました。

お店のすべてに物語がある

 開業準備へのアドバイスだけでなく、お店そのものにも仲間たちの協力がありました。

 例えば、この記事の冒頭に掲載した写真でスープとパンが載っているプレートは、中川町の地域おこし協力隊出身の木工作家・斉藤綾子さんの作品。樹種によって見た目も質感も異なるので、3種類すべてをオーダーしました。
 薪ストーブには下川町の『薪屋とみなが』の薪を使っています。
 テーブルも下川の家具職人の方のもので、数年前に初めて会った際に「いつかお店ができたら制作してほしい」と話していたそう。
 「いろんな方との約束を果たせてよかった」と堂高さんが笑います。

 コーヒーは、nidoがcotoriのことを思い浮かべながらブレンドした「cotoriブレンド」。パンに使う小麦粉は道産小麦のオリジナルブレンドで、スープのジャガイモやカボチャは士別市近郊のものを使っています。
 他にも、士別を中心とした上川の農産物を、生産者と直接交流したうえで料理に取り入れていきたいといいます。

  「お店の成り立ちから食べていただくもの、家具や食器にいたるまで、それぞれにエピソードがあります。それがお客さまとの接点になると思う。士別だけでなく、道北にはこんな素敵なものがあって、それを作っている素敵な人たちがたくさんいるということを伝えていきたいです」。

 作り手の物語こそが美味しさになる―― パン作りを通して出会ったたくさんの方から学んだことは、堂高さんの心にしっかり根付いていました。

画像 サイフォンでいれる珈琲、木製プレート、そして薪ストーブ (左)サイフォンでいれるcotoriブレンド。軽い飲み口ながら深みもあり、とても味わい深い一杯です。(右上)中川町・斉藤さんのプレート。なめらかな手ざわりで、やさしい気持ちになれる作品です。(右下)「初めての薪ストーブでしたが、薪屋の富永さんが使い方も親切に教えてくれて助かりました」と堂高さん。
たくさんの人が立ち寄れる場所に

 cotoriは、士別市の市街地から外れた住宅街のいちばん奥にあります。とはいえ名寄市や下川町へ続く通りに面しており、名寄、美深、さらには稚内などの北海道の北部地域や、旭川などの中部地域とも繋がっています。

 「広い上川のドライブやツーリングの途中にも立ち寄ってもらいたいですね。主人もサイクリングが趣味で、全道各地に友人がいて、開店を楽しみにしてくれているんです。そんな方たちの一休みの場所…エイドステーションのような役割になれたらいいなと思います」。

 たくさんの人に育てられ、巣立った小鳥の旅は始まったばかりです。

画像 自転車と、玄関にある小鳥のオブジェ。 (左)一角に置かれた自転車はご主人の相棒。
(右)お出迎えの小鳥たち。ぜひ探してみてください。
お問い合わせ bakery & cafe cotori(コトリ)

北海道士別市東11条2丁目3208-63
電話/090-8271-3129
http://cotori-cafe.com/

    ★平成28年12月掲載

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