スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 産業振興部 > 商工労働観光課 >  かみかわフードツーリズム : AOZORA料理店


最終更新日:2021年3月11日(木)

かみかわフードツーリズム トップページへ

記事を読む
フレンチと黒米のコラボレーション
パンとほうれん草のコラボレーション
朱鞠内湖と道北地域の連携
美瑛とオーベルジュ
上質の素材で美味しいお菓子
食と農を通じた富良野の魅力発信
食による旭川の新しい魅力づくり
地元の素材でできたパンカフェ
五感を刺激する体験で、地域のファンを増やしたい
士別の新しいおみやげに
美味しい川魚と、観光と食育 株式会社大雪漁業
宿の中での交流が生み出す旅の価値
地域食材の魅力を引き出す
地域食材に新たな命を吹き込む
開放感のあるロケーションでジンギスカンを味わう

野生酵母で発行させた優しい味わい

白樺ブルワリー

Chirai

区切り線
地図で見る
美味っぷ

スマートフォン・タブレットを
ご使用の方は、こちらをクリック

 ◆美味っぷ 北

 ◆美味っぷ 中央

 ◆美味っぷ 南

  区切り線  

かみかわ食べものがたり
かみかわフードツーリズム トップページ >AOZORA料理店
画像 AOZORA料理店 AOZORA料理店

画像 オーナーシェフの須藤民篤さん 名寄産の小麦を使った生地でピザを作る「AOZORA料理店」オーナーシェフの須藤民篤さん。
地域食材をふんだんに使う食にこだわりのAOZORA料理店

 古民家を手づくりでリノベーションした、なんとも居心地のよい「AOZORA料理店」。2016年、名寄市にオープンしたカフェで、札幌出身の須藤民篤さんが腕を振るい、名寄や近郊の食材を使った料理を提供しています。

 人気メニューは名寄風カルボナーラの“ナヨロナーラ”。ひまわり油の絞りかすを飼料に与えて育った名寄産豚肉“ひまわり畑ポーク”を使った自家製パンチェッタや、興部町ノースプレインファームのハードチーズ、下川町阿部養鶏場の酵素卵などが使われています。アルデンテに茹でられたパスタを地域素材の上質な風味が包み込む本格的なパスタです。

 もう一つの人気メニューはピザの“マルゲリータ”です。名寄産小麦“春よ来い”を低温で長時間かけ発酵させた生地はモッチリとした歯触りで、生き生きとした小麦の味がします。ピザに散りばめられたモツァレラチーズはなんと「AOZORA料理店」のオリジナル。このチーズが誕生したのにも須藤さんならではの物語がありました。

画像 ナヨロナーラ 名寄の食材を使ったカルボナーラ“ナヨロナーラ”
画像 マルゲリータ 名寄産小麦“春よ恋”を使った生地に、自家製チーズを乗せた“マルゲリータ”も人気メニュー
画像 店舗外観と店内 (左)古民家を須藤さんが手作業でリノベーションした店舗(右)手づくり感のある店内は居心地の良い癒やしの空間
地域食材の魅力に惚れ込み名寄への移住を決断

 2016年に名寄市に移住した須藤さん。以前は札幌でスープカレー店やフレンチレストランで料理長を務めた経験があり、いつか郊外に自分の店を持つことを目標にしていました。

 名寄市は夫人の出身地で何度も足を運んでいました。名寄に店を構えることにしたのは、野菜や豚肉など質の高い食材が豊富なのにそれを売りにしている飲食店が少なかったことが理由だといいます。「自分の力で名寄の魅力をもっと広めてゆきたい」。そんな思いでオープンさせたカフェの厨房には、ビーツやカーボロネーロ、ユリ根などの農産品をはじめ、ポルチーニなどの天然きのこ、雄武産のホタテなど、須藤さんが自ら足を運び見つけた優れた地域食材が数々揃っています。

画像 オーナーシェフの須藤さん オーナーシェフの須藤さんは、札幌のスープカレー店やフレンチレストランで腕を磨いた本格派の料理人
グラスフェッドミルクを使ったピュアなチーズが誕生

 そんな食材の中に美深町の「チーズ工房羊飼い」が羊のミルクで作るチーズがありましたが、オーナーが体調を壊し廃業することとなりました。地域の食材を大切にしたいと考える須藤さんは工房を引き取りました。

 原料となるミルクを探し、美深町の「塩崎牧場」に辿り着きました。「乳牛は本来牧草だけを食べる動物」と考え、自然放牧で牧草だけを食べた牛のミルク“グラスフェッドミルク”を栄養価の高い低温殺菌で生産していました。このミルクで作るバターやチーズは牧草の香りを感じるような豊かな風味があり、質の高い無類の乳製品を完成させることができました。

 製造担当の目黒さんは名寄市出身で、機械メーカーなどで製造と営業を11年ずつ務めましたが、“グラスフェッドミルク”の乳製品作りに魅力を感じ自ら希望してチーズ製造の担当者となりました。工房名を「プティフロマージュニウプ」として美深町でのチーズ作りが本格的にスタートしたのです。

画像 塩崎牧場 一年中牧草だけを食べて育つ牛のミルク“グラスフェッドミルク”を生産する「塩崎牧場」
画像 チーズ作りを担当する目黒さん チーズ工房「プティフロマージュニウプ」でチーズ作りを担当する目黒さん
画像 チーズ工房 (左)常にきれいに清掃されたチーズ工房(右)仁宇布の自然に囲まれた工房

地域食材の魅力を引き出したアグリフーディズムがキーワード

 現在作られている乳製品は醗酵バターやモツァレラチーズ、カチュカバロ、ヨーグルトなど。「A O Z O R A 料理店」や、美深町の道の駅びふかでも購入することができます。乳製品以外では“ひまわり畑ポーク”入りのレトルトカレーや、水牛のレトルトカレー、カボチャペースト、じゃがバターなどの加工品も製造販売しています。

 須藤さんは加工品以外の取り組みとして、農家などの生産者と情報交換をしながら地域の魅力を発信してゆく「アマムの会」を立ち上げ、セミナーなど幅広い取り組みをしています。中でも2 0 1 8 年には、札幌の自然派ラーメン店の店主を招き、地元食材を使ったラーメンを畑の中で食べる「畑でラーメン」を開催しました。

 須藤さんは地域食材を生かしたこれら一連の取り組みを「アグリフーディズム」と名付けてきました。今後もこの視点に立ったバイタリティあふれる地域の元気作りに注目してゆきたいと思います。

画像 ひまわり畑ポークを使ったレトルトカレー 名寄産の“ひまわり畑ポーク”を使ったレトルトカレーも開発

お問い合わせ AOZORA料理店

北海道名寄市大通り北3丁目17番地 
電話/01654-8-7416
http://agrifoodism-nayoro.com/aozora/

    ★令和2年3月掲載

ページトップへ
美味っぷ北へのリンク 美味っぷ央へのリンク 美味っぷ南へのリンク