名寄産の小麦を使った生地でピザを作る「AOZORA料理店」オーナーシェフの須藤民篤さん。
古民家を手づくりでリノベーションした、なんとも居心地のよい「AOZORA料理店」。2016年、名寄市にオープンしたカフェで、札幌出身の須藤民篤さんが腕を振るい、名寄や近郊の食材を使った料理を提供しています。
人気メニューは名寄風カルボナーラの“ナヨロナーラ”。ひまわり油の絞りかすを飼料に与えて育った名寄産豚肉“ひまわり畑ポーク”を使った自家製パンチェッタや、興部町ノースプレインファームのハードチーズ、下川町阿部養鶏場の酵素卵などが使われています。アルデンテに茹でられたパスタを地域素材の上質な風味が包み込む本格的なパスタです。
もう一つの人気メニューはピザの“マルゲリータ”です。名寄産小麦“春よ来い”を低温で長時間かけ発酵させた生地はモッチリとした歯触りで、生き生きとした小麦の味がします。ピザに散りばめられたモツァレラチーズはなんと「AOZORA料理店」のオリジナル。このチーズが誕生したのにも須藤さんならではの物語がありました。
名寄の食材を使ったカルボナーラ“ナヨロナーラ”。
名寄産小麦“春よ恋”を使った生地に、自家製チーズを乗せた“マルゲリータ”も人気メニュー。
(左)古民家を須藤さんが手作業でリノベーションした店舗(右)手づくり感のある店内は居心地の良い癒やしの空間。
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