令和4年度「もち米省力化研究会現地研修会」を開催しました!(名寄支所)

 8月22日(月)に、「もち米省力化研究会現地研修会」を開催しました。研修会は、高密度は種栽培に取り組んでいる6戸の農業者のほ場で行い、14名が参加しました(農業者4名、JA道北なよろ3名、名寄市農業振興センター1名、肥料メーカー2名、普及センター4名)。

 「もち米省力化研究会」は、省力化技術に関する栽培技術の向上、他地域の情報共有、意見交換等を目的に、令和2年に高密度は種栽培に取り組む農業者で設立したグループです。現在は5戸の農業者が参加しています。また、研究会員以外でも、地域では高密度は種栽培への関心が高まってきています。

 研修会では、各ほ場を巡回し、生育経過の説明、穂数の確認、成熟期の予測を行いました。各ほ場での穂数・成熟期の違いを確認し、次年度に向けた施肥量や水管理等の栽培管理について意見交換を行うことができました。農業者からは、「ほ場ごとの地力を考慮して施肥量を検討していきたい」「初期生育向上のため、浅水管理を徹底したが雑草が増えた。適度な水管理が今後の課題」などの意見が聞かれました。また、農業者、関係機関の間でも活発な意見交換が行われました。

 普及センターは引き続き調査を実施し、高密度は種栽培の現地適応性の検討、栽培管理の改善に向けて支援していきます。

現地研修会の様子

現地研修会の様子

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