令和4年度たいせつ農業さくら塾 第4回研修会を開催しました(大雪支所)

昨年12月13日に第4回となるたいせつ農業さくら塾の研修会を開催しました。さくら塾生6名、関係機関、普及センター職員が出席し、講師として東川町の北海道指導農業士である吉田久美子さんをお招きして、吉田さんが実践してきた農業経営のステップアップの方法を学びました。

札幌での長男出産後、田舎でのびのび子育てしたいし、親の面倒も見たいと考え、東川町に戻った吉田さん。農業に携わり10年経った頃、父親の急逝をきっかけに経営主となりました。研修会や講習会への参加、東川の簿記グループでの勉強・情報交換を通じて、自家の経営を良くしたいと思うようになったそうです。さくら塾生へ向けて、『変化する農業に対応するため、経営の見直しは大事。私はゆりの品種を変え、雇用労働力の確保に努めた。』という自身の経験談を語っていただきました。

吉田さんのお話の後、生活設計の勉強として、労働保険と社会保険について学びました。さくら塾生の中には、家族が農作業で怪我をした際に労働保険に助けられたという方がいらっしゃいました。自家にも起こり得るリスクに備え、帰ったら保険について家族で話してみようという声が聞かれました。

写真①

自身の経験を伝える吉田さん

写真②

会のはじめに、自己紹介を兼ねたアイスブレイクを行いました。

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