上川総合振興局主催の「令和4年度地域農業づくり懇談会」が令和5年3月3日に、上川農業改良普及センター本所で行われました。本懇談会は、普及事業の成果について、幅広い視点から評価・提言を受けることで、普及活動の結果を的確に把握し、評価結果を次年度の普及活動計画の樹立に資するとともに、普及事業に対する外部の一層の理解と協力を得ることで、より効果的な普及活動を推進することを目的に開催しています。
懇談会では、上川の農業や上川農業改良普及センターの概要について説明した後、「新たな栽培技術を活用した持続可能な農業経営の確立(本所)」「迷いない営農で地域を拓く(富良野支所)」「水稲を核とした農業経営の安定化(大雪支所)」「ライフステージに合わせた経営の構築(上川北部支所)」「担い手の活動について(広域推進事項)」の5課題の普及活動について報告しました。
外部評価委員の方からは、「現場に寄り添った取り組みであり地域の励みになる」「自分たちも後継者育成はもちろんだが、農業に興味を持つ若者の育成に取り組んでいる。地域として農業担い手育てたいと考えている」「営農活動で悩みどころが増えている。農業者へのアドバイス期待している」「情報共有は働きやすさに繋がる。動画の活用は時代にマッチした手法」「長期視点・農家の個別視点・地域農業の視点は、普及・自治体・JAがもてるものである」などの意見をいただきました。
頂戴したご意見を次年度の計画に反映させるとともに、社会の変化に柔軟に対応し、今後も地域農業の維持・発展のために活動を展開していきます。
普及活動実績紹介風景
9名の外部評価委員から様々なご意見を頂戴いたしました_その1
9名の外部評価委員から様々なご意見を頂戴いたしました_その2
9名の外部評価委員から様々なご意見を頂戴いたしました_その3