かみかわ「食べものがたり」: マルワカ食品「屯田三色めん」


 

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(ジャンル)食べものがたりトップページ > その他加工品 > マルワカ食品
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「1人ひとりのお客様を大切にしながら女房と二人三脚でやっています」とマルワカ食品代表の佐藤敏雄さん
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 「金は俺が出すから、どうしてもやる」。長男も次男も反対する中、ただ1人、そう言ったのはマルワカ食品を築き上げた初代代表・佐藤若雄さんでした。

 昭和57年、ある農協でじゃがいもの黒いうどんを販売しているのを知った剣淵町役場の方が「剣淵でも地場産を使った麺を作ろう」と提案。マルワカ食品では、その提案を受け親子の意見が分かれました。現代表で2代目の佐藤敏雄さんとお兄さんは、「新しい包装紙なども作らなきゃならない。経費がかかる」と反対。「それでもやる!」と父である若雄さんは、行動に移します。

 「大正10年生まれの人の信念はすごいです。意気込みや精神は、周りを圧倒します。それは、周りの者にも何か確信を持たせるんですね。父にも絶対売れるという自信があったんだと思います。食べて美味しいものは、絶対に売れると」。と敏雄さんは、当時を振り返ります。

 初代の熱意で出来上がったのは、じゃがいも、かぼちゃ、グリーンアスパラの三色の麺。商品化してから、タイミング良く一村一品運動が始まり、その指定を受けました。

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★「屯田三色めん」(かぼちゃ・アスパラ・じゃがいも)200g 398円(税込)3色セット1箱 1,200円(税込)
3つの自然な色合いと食感の違いが楽しい

 

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 麺の細さは約5mm。これは、うどんと冷麦の中間ぐらいの細さです。うどんでもなく冷麦でもないものを目指し、この細さを選びました。使う人の発想でアレンジしてもらえる、そんな幅の広さを持った素材。パスタ風やサラダ麺に使っている飲食店もあるそうです。

 当初の商品名は「三色うどん」でしたが、うどんは冬のイメージが強いため、「三色めん」に変更しました。季節を問わず、冷たくして夏も食べてもらいたい。そんな願いを込めた名称の変更でした。

 じゃがいもは、でん粉質がありコシの強い麺に。かぼちゃは柔らかく甘みのある麺。グリーンアスパラは、それまで農家でも処分に困っていた根元の部分を利用。根元を細かく刻み搾った液を冷凍保存し、さらにクロレラを練り込んだヘルシー麺。色鮮やかな緑で、ツルツルとしたのど越しです。かぼちゃやじゃがいもは、「剣淵・生命を育てる大地の会」の有機栽培。小麦は農薬を従来の半分しか使っていないYes!clean特別栽培の道産小麦を使用しています。

 黄色と緑と白。全て自然の色で着色料は使っていません。3つを食べ比べながら味わうと、見た目も味も3倍の楽しさが待っています。

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「三色めんのマルワカさん」と言われるほど看板商品になった三色めん自然乾燥させている様子は、まるで糸のカーテンです色が綺麗なので、料理のアクセントに業務用食材としても好評

 

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 かぼちゃは、当初は美幌で作っているかぼちゃの粉末を使用していましたが、それでは地元のものになりません。手間はかかりますが、地元産のかぼちゃで作ることに。しかし手でかぼちゃの皮を剥く作業は、力が必要で大変でした。そこで初代若雄さんは考えました。洗濯機のモーターと車のジャッキを組み合わせて、かぼちゃの皮むき器を考案。ジャッキでかぼちゃを挟み固定、それをモーターで回転させます。そこに手で皮むき器を当てるだけで、くるくるとかぼちゃが回転しながら、皮がむけていくのです。この機械は非常に効率が良く、今でも現役で活躍しています。

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初代が考案したかぼちゃの皮むき器

 

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 製麺で難しいのは、小麦粉を練ったときの固さの調整です。固いばかりでは、麺はまっすぐになりません。「とくにかぼちゃは柔らかいので、神経質になりますね。駄目なときは切れて落ちてしまうので、次の日まで心配です」と敏雄さん。

 麺ができると、工場の2階で1週間~10日かけて自然乾燥させます。勝負は、最初の6時間。そこで失敗すると、取り返しが付きません。急激に乾燥してもダメ。窓の開け具合で調整しますが、乾燥しすぎる時には湿らせたタオルで湿気を作り対応します。せっかく作った麺が無駄にならないように、慎重に湿度管理。それが美味しい麺を作る重要なポイントです。じっくり寝かせることで、同社ならではのコシの強い麺が出来上がります。

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 マルワカ食品は、昭和23年創業の製粉会社。現在、次男の敏雄さんが2代目として守っています。

 平成22年に89歳で亡くなった初代若雄さんは、88歳まで仕事を続け、剣淵の名物親父と言われていました。実演販売ではその話術でお客様を集めるので、物産展でも引っ張りだこでした。

 「催事は、良いぞ」。これが、初代が最後に残した遺言です。それまで催事は苦手だった敏雄さんですが、初代が亡くなってから自ら売り場に出るようになり、だんだんその良さが判ってきました。「親父は活力があった。売れないなんて思わない、売るんだ!って感じなんです」。 

 亡くなってからなお、敏雄さんの手本として多くの影響を与えている初代。その生きる姿が、敏雄さんを変えていきました。「俺たちは先に考えてしまうけど、親父は先に動いてしまうんですね。“お前たちみたいに石橋を叩いてばかりいたら何もできない”と言われました。だから今は俺も、まずはやってみる。やってみてダメなら他のことを考えるようになりました」。新商品への取り組みも営業も積極的になり、今は敏雄さん自ら農家を回り訪問販売。「こうして回っていると、1軒1軒を大切にしていると、お客様自身が感じてくださるようになりました。1軒1軒のお客様は大きいと思います」。そして、「あの時、親父が三色めんを始めてくれなかったら、今頃うちは潰れていたと思う」と。

 発売から30年近く経った今でも、メイン商品として同社を支える三色めん。名物親父の意気込みは、しっかりと息づいています。

 

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