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「夢民村」の発足当時について振り返る島さん
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 「上川百万石」と呼ばれるほど米の作付面積が多い上川地域。ですが食味に関してはまだまだ評価は低かった時代がありました。その定評を打ち破ったのが平成元年に登場した「きらら397」。上川農業試験場が良食味米の「先駆け」として世に出した品種です。

 それから遅れること3年。同試験場が低アミロース米として全国初の奨励品種となる「彩(あや)」を開発。この「あや」を作り続け、全国的に高い評価を受けているのが旭川西神楽地区の農業法人「夢民(むーみん)村」です。村長の島秀久さんは「手間をかけて育てているため、価格的に安くはありませんが、現在ではおよそ全国5000名のお客さまへお届けしています」と、購入者が定着してきたことに感謝しています。

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(左)「あや」10kg入5,125円、5kg入2,655円(いずれも税込)
(右)広大な田園風景が広がる夢民村の圃場。

 

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 平成6年、西神楽地区の農家が集まり「夢民村」を発足させます。当時は農産物の価格がどんどん下がっており、「農家が生き残るためには何かをしなければならない」という強い危機感が背景にあったといいます。もっと消費者に近付きたいという思い、それが島さんたちの活動の基本にあります。

 翌年、神戸の震災で被災した子どもたちを受け入れたのを皮切りに、村民統一看板の設置、田植えや芋ほりなどの体験事業、市のイベント「雪あかりコンテスト」への参加、そして大賞受賞など、積極的な交流事業を展開するようになります。

 また、平成13年には米と野菜の市内宅配サービスを開始し、消費者と「顔の見える」商売も経験しました。
 そんな中で感じたのは「お客さんの支持を得られなければ、モノは売れない」(島さん)ということでした。

 農家が作った農作物は農協に出荷し、市場、卸売、小売などを経て消費者に届けられるというのが、一般的な流れ。この流通システムは一見農家の負担を減らしているように見えますが、一方で消費者が何を求めているのか、農家からは分からない仕組みになっています。そのことが、作り手である農家の不安にも繋がっていました。

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国道237号沿いに開設された直売所「MUU(むー」)。

 

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 宅配事業を始めたのを契機に、任意団体から農業生産法人に変えました。米作りも土壌診断に始まり、その田んぼに合った肥料を投入することで土を改良。農薬の使用回数も必要最低限に抑え、安全な米をつくるための自主基準を設けます。自分たちが美味しいと思える米、それが低アミロース米の「あや」でした。

 米に含まれるデンプンは、アミロースとアミロペクチンに分けられます。アミロースが少なくなれば相対的にアミロペクチンが多くなり、デンプンの粘り気が強まります。通常の米のアミロース分は17~23%ですが、低アミロース米だと5~15%といわれ、これが、冷めても美味しさを保つご飯のヒミツなのだそう。

 ただし冷害や病気に弱く、1等米になりづらいという弱点もあります。
 「ほかの品種に比べてリスクの多い米。出始めのころはかなりの農家が栽培していましたが、この理由で最近ではほとんど作られなくなりました。しかし自分たちは『あや』を粘土質ではなく、砂系の土壌で栽培することで、リスクをある程度回避しています」と島さんは振り返ります。

 

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 宅配を始めた「夢民村」にとって「あや」は消費者の支持を得られる米でした。つまり、自信を持って売りに行ける商品だったのです。ただ、せっかく美味しい米を作っても、農協などの流通市場に乗せてしまうと一緒に売られてしまうので意味がありません。それなら、自分たちで売るのが一番だと考えました。そこで平成14年からは、全国の百貨店で行われる「北海道物産展」への出展を開始したのです。

 物産展には「あや」のほか「ほしのゆめ」も持ち込み、買ってもらった人にアンケート調査も実施。すると「あや」を買った人10人のうち8人が、「もう1回食べたい」と回答。一方の「ほしのゆめ」は、わずか1人。当時あまり知られていない「あや」に確かな手応えを感じました。

 「今では、『村長さん、また来てくれたね』と北海道展を心待ちにしているお客さまとお話をするまでになりました。北海道米の代表「ななつぼし」「ゆめぴりか」も取り扱っています。それでも一番の人気はやはり「あや」。日本人好みのモチモチとした食感、強い甘みは全国のファンを掴んで離しません。お客さまの笑顔やうれしい声の数々とともに、これからも自信を持って販売できる米に成長させていきます」。

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物産展では袋売りの他、目の前で袋に詰める升売りが人気

 

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 平成16年には市内の酒造会社と居酒屋が監修し、好適酒造米「吟風」を使用した純米酒「風のささやき」が誕生しました。この酒は、平成20年3月に東京で開かれた第26回全国酒類コンクール(全日本国際酒類振興会主催)の純米酒部門では見事2位に輝きました。
 コンクールでの入賞は、道産米の品質が非常に高くなってきている証で、食用としての道産米の人気を後押しする材料にもなります。

 また、新たなステージとして純米大吟醸酒iki「粋」のアメリカでの販売にも挑戦。平成27年にはMUMINMURA USA INCを立ち上げ、本格的な輸出・販売事業に取り組んでいます。
 「メイドイン・夢民村の美味しさを世界へ届けたいんです」と、島さんは夢を語ります。

 「北海道そして旭川には、食に対する強い発信力があり、競争力も兼ね備えています。農業の施策がどう変わろうとも維持できる体制を作ることが大切です」。

 島さんの原点にあるのは消費者の視点。
 客の支持を得るには、より安全で良質な作物を作り続けることがいっそう強く求められています。

 

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★平成29年12月掲載

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