かみかわ食べものがたり : 鳥羽農園


 

 

 

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(ジャンル)食べものがたりトップページ > 飲料・酒類 > 鳥羽農園
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169_tobafarm-main.jpgミニトマトのハウスで手入れをする鳥羽さん。「特別なことは何もしていないんですよね」。spacer.gif
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 大鍋の中で、クツクツと小さな音を立てているミニトマト。焦げ付かないようかき混ぜながら、ゆっくりと火を通していきます。裏ごし、瓶詰め、殺菌もすべて人の手によって行う、完全「手しぼり」のトマトジュースは、道内でもさほど多くはありません。

 「トマトは好きだけど、ジュースは苦手という人もいらっしゃいますよね。そういう方は、ドロリとした食感が好きではないということが多いので、できる限りさらっと飲んでいただけるよう、煮詰めたり余計な添加物を加えたりせず、必要最低限の火入れにとどめています」。
 そう話すのは農場代表の鳥羽光生(みつお)さん。北海道を愛するあまり静岡県から移住し、紆余曲折を経て、現在の南富良野の地で農業を営むに至りました。

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★「鳥羽農園の手しぼりミニトマトジュース」720ml、190ml、80mlの3種。

 

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 鳥羽さんが農家として独立したのは、平成18年のこと。約4年の研修期間などを終えてからのことでした。

 そもそも、静岡から北海道へ移住したのは「北海道が気に入ったから」という理由だそう。20歳の時、初めて購入したお気に入りのマイカーで北海道へ旅をしに来て、気に入ってしまいそのまま仕事を辞めて居ついてしまいます。
 「でも車のローンがありましたから、いったんは静岡に戻って働きました。24歳の時、払い終わったのでもう一度行こうと。車に積めるだけの着替えと家財道具を積んで北海道に向かいました。仕事も住むところも行ってから決めようと思っていましたね」。
 そんな長い旅の途中でニセコに滞在している間、川下りなどのアクティビティガイドになりました。3年ほど働いた後、知人のつてをたどって、同じくアクティビティが盛んな南富良野町へ移住。ところが、30歳の時に転機を迎えます。

 「この仕事をずっとやるのは無理だと思いました。例えば荒れ狂う水の中で人を助けるとか、若いうちしかできないなと。ちょっと人生を考え直したわけ(笑)。そんな時、周りに農家さんが多いことに気付いたんですよね。この土地で食べていけるだけの収入を得るとか、条件などを考えたら、農業しかないと覚悟を決めました」。

 鳥羽さんの、新規就農への歩みが始まりました。

 

 

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 農業を志した鳥羽さんは、最初の2年間を先輩生産者のもとで過ごします。すでにこの時からミニトマト作りに携わっていたそうです。
 3年目からは北海道の新規就農者支援事業を活用し、農業研修生として2年を送ります。
 研修生になると、就農に向けた知識や技術の学びだけでなく、生活費などの金銭的な補助が受けられます。鳥羽さんは、1年分の生活費として補助された金額(当時)を2年分使わずに貯金し、それを元手に農園を開きました。

 「ミニトマトを始めたのは、初期費用が抑えられることも大きな理由です。最初は、どうせ北海道で農業やるなら広い畑にでっかいトラクターで…ってイメージしていたんですけど(笑)、やはり莫大な資金がかかる。その点、施設園芸作物であるトマトは、大きな機械類が必要ないこと、作付け面積もさほど広くなくて良い、価格が安定している、などのメリットがあります」。

 就農当初からトマトジュースを作りたいと考えていた鳥羽さん、ようやく現在育てている品種に出合い、ジュース作りへの思いを募らせます。「食べても美味しい品種だから、ジュースにしたって絶対美味しいと思ったんです。酸味と甘みのバランスがとても良く、みずみずしいんですよ」。

 とはいえ設備投資にも費用がかさみます。なかなか実現に至らないまま数年が経ってしまいました。

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この品種は幹が太くがっしりと育ちやすいのが特徴。ハウスの中は元気な葉が生い茂っていました。実自体は若干大きめ。皮が薄く食べやすいミニトマトです。

 

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 ミニトマトジュースを作り始めたのは、平成24年の秋のことでした。南富良野町の食品加工会社「南富フーズ」の社長に、ジュースを作りたいけれど設備が整わない、と何気なく話したところ「当社の加工場は夏場は使っていない。自分の工場だと思って好きに使ったらいい」と、なんと場所を貸してくれたのです。

 すでに季節は夏、トマトの収穫は始まっています。急ピッチで手続きや資材集めを進め、1カ月ほどで製造開始にこぎつけました。
 鳥羽さん自身が、それまでにも自家用にトマトジュースを作っていたことや、お客さんにも鳥羽さんのトマトでジュースを作る人がいたことから、美味しいジュースができることは分かっていたといいます。

 「どれくらい火を入れるかという工程の問題だけ。トマト自体の質が良いものなので、無理に煮詰めて甘みを出すなど、余計な手を加えなくてもいいと。液体になるだけでも美味しいものになると考えていた」と鳥羽さん。その年は9月中旬から販売を始め、あっという間に完売しました。

 トマトの味は、収穫時期や気候によって変わります。最初は、商品なのに味が変わることに抵抗があったそうですが、「旬のものを使うってそういうこと」だと実感。今では、収穫時期と味わいの違いを書いた手紙を添えて、全国へ発送しています。

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火にかけ始めて5分ほどでこんなにとろけてきます。美味しいジュースになるようにと、火加減を見ながら混ぜ続けます。

 

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 鳥羽さんは、年間2000~3000本のジュースを製造する計画でミニトマトを生産しています。生食用でも若干は販売しますが、あくまでジュース製造用に作っているもの。農業をしながら、加工品づくりも自分の手で行うためには、製造量の緻密な計算も欠かせません。

 新商品開発にも意欲的で、セミドライトマトを使ったおつまみや、スープの素など、商品アイデアはいくつもあるそう。
 また、今後は販売方法にも新しい展開を組みこんでいきたいといいます。

 「例えば、ジューススタンドみたいなものもやってみたい。生産者でもあり、お客さんに見えるところでジュースを絞って提供する。面白いと思いませんか?とはいえ、ハードルはとても高い。農産物という生き物相手でもありますし、焦らず気長にやっていこうと思います」。

 真っ赤なトマトの詰まった鍋を見つめながら、次の夢を語る鳥羽さんです。

 
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か かみかわ中部 かみかわ南部http://www7a.biglobe.ne.jp/~creamery-gnome/

 

 

 

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