かみかわ「食べものがたり」: 株式会社 よねざわ農園


 

 

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174_yonezawafarm-main.jpg北海道農業士の資格も持つ、取締役社長の米澤宏樹さん。フットワークの軽さがビジネスに繋がっています。spacer.gif
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 「中玉トマトのジュースにはシンディースイート、ミニトマトのジュースにはキャロルセブンという品種を使っています。いずれも有機栽培のフルーツトマトで、中玉トマトは27個、ミニトマトは50個をしぼったそのままの味。余計な味付けはいっさいしていません」。

 そう話すのは、名寄市風連町にあるよねざわ農園の代表、米澤宏樹さんです。実はこのジュース、1本2500円以上もするいわゆる高級路線の商品。ラベルも有名なデザイナーが手がけたもので、販売先も限定されます。

 夏に収穫したトマトでジュースを作り、販売を始めるのは11月ごろから。少なくとも1カ月以上は寝かせて酸味を落ち着かせてから、販売するのだそう。冬に濃厚かつフレッシュな有機トマトジュースを味わうなんて、贅沢な楽しみだと思いませんか。

 

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★トマトジュース2種(左)「シンディースイート」720ml 2,160円、(右)「キャロルセブン」720ml 2,700円。いずれも税込価格。

 

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 ジュースは平成27年夏にできたばかりの新商品ですが、もともと原料のトマトを道外各地で販売していました。もちろんそれも、1箱1キロ入りで2000円を超える値段。一般的なトマトの価格より何倍にも設定しています。そこには、ターゲットとする客層を生産者側から設定するという挑戦が隠れています。

 「有機栽培という付加価値はもちろんのことですが、事業として農業をやっている以上、持続可能で発展性のある仕組みにしていきたい。そのためには資金が必要になるわけです。さらにふるさとであるこの名寄市風連町の名を売りたいという思いがあるので、突き抜けた商品価格にすることで両立させられると考えています。まずは新しい販売出口を作ることが目的」と米澤さん。

 またメロンを中心に栽培していた頃、米澤さんは1株5000円でオーナー制度を設けました。ハウス1棟分に換算すると、相当な金額が春先には現金として入ってくる。これを、その年の新しい取り組みの資金として回すことができます。
 「いろんな人に、失敗したらどうするのかと言われましたよ。失敗してもいいように多めに作付けするなど準備が必要、そのための資金を常にプールしておけばよい。いかに現金として事業を動かすかがキモですし、具体的な数値が出せる成功事例は、次の事業への信頼に繋がるんです」。

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ハウスの中には、きゅっと実の締まったミニトマトが鈴なりになっていました。

 

 
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 そもそも、風連町のいち農業生産法人が、なぜ全国に名を知られるようになったのか。それは、平成23年の東日本大震災の時でした。
 震災発生直後、米澤さんが冬の農閑期の仕事として通っていた名寄のブリヂストンのテストコースの代表者から、1トンの無洗米を作るよう依頼が入ります。ブリヂストンは3000個のカップラーメンを用意、米澤さんは寝ずに1トンの米を作り、トラックに乗せて船で運びました。

 「あの日はとにかく必死でした。米袋は必然的にうちにあるものを使ったので社名が入っていまして、まさにその3月11日に立ち上げたばかりの通販ページから、どんどん注文をいただくようになりました。その後、被災地のショッピングセンターなどから依頼を受け、外で遊べない子どもたちのために室内での餅つきなどを開催しました。商品を売りに行ったわけではなく、自分ができることをすぐに行動に移しているだけ」。

 商品開発や直売など、新しい方向性を探ったこともありました。ですが、それよりもいろいろな人に会ってネットワークを広げたり、地域の客層や商品の平均価格などを知ったりする時間に充てる方が、将来性があると米澤さんは考えています。

 「その結果、加工品のアイデアや費用など具体的な情報を得ることができ、次の事業へと発展させられる。誰に会うにしても、マイナスになることはあり得ないと思いますよ。どんな事業でも、人との繋がりなくしては広がりませんから」と米澤さんは意欲にあふれた表情です。

 

 

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 計画的な事業展開を進めている米澤さんですが、一人ひとりのお客さまを大切にすることも、同時に続けていくことが大切だといいます。以前は、メロンのオーナー制度などで消費者との直接的な接点を持っていましたが、稲作やトマト栽培が中心、販路も拡大して環境が変わってきた中で、どのように消費者との距離を縮めるかを常に意識しているのです。

 よねざわ農園では、インターネットから注文された方へは、「食卓の上に笑顔ひとつ」というテーマの手紙を入れます。その方が4回購入してくれたとしたら、毎回内容の異なるものにするのだそう。
 また、子どもへの気づかいがいちばん必要だという米澤さんは、例えばトマトの試食販売を行う際には、「のどに詰まらないようにちゃんと噛んでね」と一声かけています。

 「手間はかかっても、顔の見える農業ってそういうことだと思う。食べる人のことを思い浮かべて、自分ができることを一つひとつやっていくだけです」。
 着実に目標を実現し続ける米澤さんの根本には、食べる人の幸せがありました。

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生食用のトマトや特別栽培米も人気です。

 

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 米澤さんのバイタリティの原点は、ご両親の姿にあるといいます。ご両親ともに、もとは接客を中心とした商売をされていたからこそ、人との繋がりや、お客さまの立場に立って考えることの大切さを理解してくれるのだそうです。そのご両親の支えがあるから、自分は全国を駆け回っていられるのだと米澤さん。

 「僕は、自分の人生を5年ずつ区切って計画を立てているんです。何かを5年で達成するとしたら、3年でどれだけ土台を固められるか、後の2年でどれだけ売り込めるかと考えてみてください。想像以上に短いでしょう。たいへんですけど、逆にそれもワクワクするというか…。他の生産者さんと違う売り方をしたらどうなるか、を常に考えていたら、農業が面白くなるはずですよ!」

 よねざわ農園の商品は、国内での販路や客層の拡大だけでなく、海外への流通経路も整い始めています。

 「自分たちが手がけた商品が世界にあったらと思うと面白くて仕方がない」と話す米澤さんの冒険心は、ますますふくらむばかりです。

 

 

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 ◆掲載年月日:平成27年12月24日
 

 
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