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(地域)食べものがたりトップページ > かみかわ中部 > 上川大雪酒造「緑丘蔵」
(ジャンル)食べものがたりトップページ > 飲料・酒類 > 上川大雪酒造「緑丘蔵」
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178_kamikawa_taisetsu_main.jpg代表取締役社長・初代蔵元の塚原敏夫さん(右)と、杜氏の川端慎治さん(左)。spacer.gif
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 大雪山に抱かれ、豊かな自然と清らかな水に恵まれた上川町に、平成29年、北海道で12番目となる酒蔵が誕生しました。
 上川大雪酒造「緑丘蔵」と名付けられたその蔵で造られるのは、上川地域を中心とした北海道産の酒造好適米と、大雪山系の天然水で仕込む純米酒。純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒にこだわって造ります。

 特にJA上川中央エリアにある愛別町からの酒造好適米を主に使用。上川町と愛別町では、この愛別町産の米で仕込んだ酒に限って提供するそうです。

 蔵元の塚原さんと、杜氏の川端さんが目指すのは、クセのないスッキリとした口当たりで、スイスイと飲んでしまう――つまり、「飲まさる酒」。

 「飲まさる」とは、北海道弁で「つい飲んでしまう」という意味があり、何だか美味しくてついつい杯が進んでしまう、お料理が美味しく感じられる、そんな酒造りを行っています。

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(左)★29BY 仕込21号 吟風 純米吟醸 直汲み無濾過生 1,980円
(中央)★29BY 仕込23号 彗星 純米大吟醸 三割五分無濾過生 4,400円
(右)★29BY 仕込31号 吟風 特別純米 氷晶にごり無濾過生 1,760円
商品の一部です。公式ホームページでは、通販・予約受付あり。(すべて税別価格)

 

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 初代蔵元の塚原さんは、平成25年に上川町にできた「大雪高原旭ヶ丘」プロジェクトの一つ、「フラテッロ・ディ・ミクニ」の経営者。運営を通して上川町と関わるうちに、「上川町には地酒がない」ことに気が付きました。

 ある時、塚原さんは三重県の旧友と再会します。彼は酒蔵の息子で、父親の代で蔵をたたんだことを知りました。
 彼を上川町に招いたところ、景色や空気、水、料理の美味しさに感動。日本酒を造るには、日本で三本の指に入るほど素晴らしい場所だとまで言われたそうです。

 ここで、日本酒が造れたら――

 上川大雪酒造のプロジェクトが生まれた瞬間でした。

 それから塚原さんは、酒蔵設立のために奔走します。
 まずは友人の実家の酒蔵を移転する手続きに始まり、資金集めはもちろん、酒造免許や法律の勉強、国税庁とのやり取り、酒米の仕入れなど、「酒蔵の経営なんてやったことがなかったから」と笑いますが、本当にたくさんのハードルを乗り越えてきました。

 酒蔵をつくることは、普通の会社を興すのよりずっとたくさんの規制があります。ですから、ほとんどの人が「そんなことできるわけがない」と思っていました。
 しかし、1年が経ち2年が経つころ、ずっと駆け回っている塚原さんを見て「本気なんだ」と気付き、応援団もできたのです。

 そしてようやく平成29年の初夏、試験醸造を開始して今に至ります。

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本仕込みが始まった、10月中旬の緑丘蔵。酒米を蒸す湯気が上川町の空に上がっていました。

 

 
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 製造責任者「杜氏」には、北海道の日本酒好きには知らない人はいないであろう、川端慎治さんが就きました。「川端さんの酒が飲める」と楽しみにしている人も多いのです。

 ただ、塚原さんと川端さんの出会いは、あくまでもビジネスとしての面が大きいものでした。酒米の仕入れについて相談していた方から紹介されたのがきっかけです。

 「杜氏は、全国に募集をかけていました。北海道の恵まれた環境の中で、日本初のプロジェクトに参加しないかという呼びかけですから、絶対に人が集まると確信していたんです。その中の一人としてお会いしました」。

 実際に会ってみると、職人としての高い技術と誇り、そしてマーケティングのセンスも持ち合わせた川端さんに塚原さんは信頼を寄せます。同時に、塚原さんが「上川町に人を呼ぶ」というプロジェクトの真意に川端さんも大いに賛同。握手を交わします。

 思いを一つにした二人は、上川町をはじめ多くの人々の協力を得て、酒蔵設立に向けて動き始めました。

 ちょうど酒蔵の設計図を描いていた時期で、川端さんは酒造りの立場からアイデアを出しました。

 「あえて機械を入れず手造りにこだわるわけですから、いろいろな部分が大規模な酒造メーカーとは異なっています。例えば、酒造りの現場の冬の最低気温は5度から10度が適温ですから、家庭用の暖房器具より少し大きいもので十分。逆に、暖房効率と、衛生管理などの両立を図るために機密性を高める必要があります。そのために壁を厚くし、窓ガラスもペアガラスよりもワンランク上のものを使っています」と川端さん。
 これらは、北海道の建築会社だからこそ当たり前にできる技術なのだと満足そうな笑顔を浮かべます。

 

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 先に述べたとおり、二人が目指すのは奇をてらわない、普通の酒造りです。日本酒ブームもあり、少し変わったいわゆる「マニア向け」の酒も好まれやすい時代ですが、そうではなく、料理と一緒に楽しむような日常に溶け込む酒を目指しています。

 「どこがどう美味しいって分からなくてもいいんです。『何か美味しいね』と、スイスイ飲める酒を造る。これって実は、いちばん難しいことなんです。しかも、道産米にこだわり、完全手仕込みで純米、純米吟醸、大吟醸だけを造るという、造り手にはかなり厳しい縛りがあります。でも、できると確信できるだけの条件が揃いました」と川端さん。

 「今年の酒米は、とっても品質がいいんですよ。きっと良い酒ができる」。

 そう笑う川端さんの顔には、自信があふれていました。

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(左)蒸し米を広げ手ざわりで仕上がりを確認する川端さん。(右上)麹室のようす。お米に酒の命を宿す、おごそかな雰囲気のある場所でした。(右下)愛別町伏古にある酒造好適米の水田。たわわに実った酒米が、川端さんたち蔵人の手によって生まれ変わるのを待っています。

 

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 上川大雪酒造は、「地方創生蔵」だと塚原さんは言います。
 上川町には、日本一の広さを誇る大雪山国立公園、年間200万人が足を運ぶ層雲峡温泉があり、上川エリアの美味しい食材をふんだんに使った料理が味わえます。
 ただ、冬になると観光客は減少。地元の人々も、なんとか人を呼び込もうと努力をしていますが思ったようにはいかない現実がありました。
 塚原さんは、酒蔵こそその起爆剤になれると考えたのです。

 「大自然と温泉、美味しい旬の食材があるのだから、そこに本当に地元の素材で醸した酒があれば、より魅力的な場所になれる。酒蔵も、窓ガラス越しに作業のようすを見学できます。近い将来、上川町の農産物や加工品を購入できるマルシェも作ろうと計画しています。例えば、一泊二日で層雲峡温泉に来ていただいて、日本酒や野菜を買って帰り、日曜の夕飯はそれらを自宅でゆっくり楽しむ…そんな過ごし方ができるようにしたいです」と塚原さんは夢を語ります。

 蔵の周りはキャンプ場になっており、いずれはキャンプ客へ食材や酒を提供したり、夜は蔵人たちとバーベキューを楽しんだりと、訪れた人々と上川町の住民との交流の場にすることも計画中です。
 そのためには町民の理解が欠かせませんが、すでに上川町をはじめ、この蔵を応援したいという人々が集まってさまざまなことに協力してくれています。

 「北海道の人らしい蔵づくりですよ。誰かが何かを成し遂げたい時に、僕も私もと手伝ってくれる。いつの間にか大勢集まって、やんややんやと楽しみながら物事を動かすっていうのは、実に北海道らしいと思います」。
 そう、川端さんも楽しげに笑っています。

 早くも各方面から注目を浴びる、北海道12番目の蔵、上川大雪酒造「緑丘蔵」。これからの活躍に期待が高まります。

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★平成29年12月掲載

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