かみかわ「食べものがたり」:カントリーマム「もちプリン」

main.png
カントリーマム店主の滝沢美也子さん。北海道・名寄市をPRするため、楽しくかわいいスイーツづくりをされています。

バナー1 (PNG 140KB)

日本一の作付面積・生産量を誇る名寄産のもち米「はくちょうもち」。小学生から名寄市で育った店主の滝沢さんは、餅といえば和のイメージがありますが、もち米から作られる「もち粉」を使った洋風スイーツが作れないだろうかと考え、もち粉そのものの白さを活かした『もちプリン』をつくるところにたどり着きました。

しかしながら、もち粉を使ったプリンは既存のレシピがありません。もち粉の粘り強さは扱いづらく、一般的な卵を使用したプリンを作るように、もち粉はその特有の粘りから網で濾すことができないといった工程上の課題にも直面しました。さらに、粘りの強弱を調整し、ちょうど良いモチ感を出すことにも苦労し、製品の試作は3ヶ月間に及びました。

そうした苦労の末、名寄産もち米から作られたもち粉を100%使用した「新食感もちプリンホワイトショコラ味」が完成。お餅の味を感じてもらえるよう、甘さが控えめなプリンは、独特の伸びる食感が、特に子どもたちからは好評です。また、卵を使用していないので卵アレルギーの方でも安心して食べられます。

 もちプリン1.png  もちプリン2.jpg 
  
名寄産のもち米100%使用のもち粉から作られる「もちプリン」。独特の伸びる食感は「ホワイトショコラ」・「キャラメルショコラ」・「抹茶ショコラ」の3つの味で楽しめます。今後は、地元の旬な食材を使った季節商品の展開も検討しているとのことです。

バナー2 (PNG 137KB)

現在、飲食店として「もちプリン」を作り、名寄産もち米のPRをしている滝沢さんですが、元々、雑貨屋さんとして今の店舗はオープしていました。雑貨屋さんを始めるきっかけは、ご結婚された後、子どもを育てながら自宅でもできる仕事として、インターネットによる通信販売を始め、自身の子育て時の苦労をもとに粉ミルクやオムツ等の育児用品や、スポーツ用品の販売まで取り扱うほど手広く事業を拡大したことだそうです。

 雑貨屋をやっているうちに、どうせやるなら地元である名寄市を応援しようと、滝沢さんは独自に名寄市のマスコットキャラクターのグッズや全国で名寄市だけにしかないSL排雪列車「キマロキ」のグッズを制作・販売し始めました。

 お店は、カントリー雑貨が好きな店主・滝沢さんによりカントリー風に統一されているだけでなく、店舗内には星型のペンダントランプが飾られています。これも、店主・滝沢さんがボランティア・サークル活動に携わっている名寄の市立天文台「きたすばる」にちなんで、名寄といえば、星ということをPRしたい気持ちが表現されたもの。滝沢さんの名寄への思いが店内にあふれています。

店内1.png 店内2.jpg

SL排雪列車「キマロキ」のグッズは、鉄道ファンに大変好評なアイテム。他に、名寄市のマスコットキャラクター「なよろう」のグッズ等、
名寄市をPRする雑貨は現在も店舗等で販売されています。

バナー3 (PNG 140KB)

 名寄のグッズ販売などを通じて、地域に改めて目を向けたことで名寄市の子どもや学生さんたちが、地元・名寄市で遊びにいく楽しい・かわいいメニューを提供している飲食店がなく、より都会の旭川市に行ってしまっていることに滝沢さんは気づきました。

 また、名寄市に名寄市民文化センターEN-RAY(エンレイ)ホールができましたが、ホールには飲食ブースがなかったことから、コンサート等で地方から来た方に地元・名寄市のものを提供できる飲食店が必要だと感じたことがきっかけとなり、店舗を雑貨屋から飲食店へ改装しました。

 そして飲食店として改装後、当初、タピオカドリンクや名寄の特産であるもち米を入れた生地のピザ等、ランチメニューの提供もしていましたが、飲食店としての運営を進めるうちに、タピオカ等のスイーツを提供する店舗が名寄に少ないことから、スイーツを中心に提供するようになり、現在では子どもや学生さんも含めた多くの方が来訪する店舗となっています。

 また店主である滝沢さんは、都会でしか食べられない美味しいものを名寄や、もっと地方へ広めたいという気持ちから、店舗で提供するだけでなく、キッチンカーを作り枝幸町や雄武町等の様々なエリアで出張販売を行っています。そして、店舗で提供するメニューは、他でやってないものを提供し、常に北海道で初めての商品を展開したいと考えているそうです。

キッチンカー.png
POPなデザインのキッチンカーで、道内各地へ出張販売をされています。

バナー4 (PNG 138KB)

 名寄産のもち粉を使ったスイーツとして、滝沢さんが本当に最も作りたかった商品は、「最中」でした。しかし、滝沢さんが目指していた商品は、ただの「最中」ではありません。北海道土産として定番とも言える木彫り熊をモチーフとした最中です。この最中は、道内在住の方が北海道の土産物として道外へ気軽に持っていける木彫り熊をつくりたいという滝沢さんの思いが詰まった商品で、もちプリンの製造を通じ、名寄産のもち粉を使った最中の製造に目処がついたことで商品化に至りました。

 滝沢さんの木彫り熊は、焦がし・ココア・白・ピンクのカラフルな4色で木彫り熊のリアルさを残しつつ、見た目にかわいい熊となっています。地元の産品を使用しつつ、北海道・名寄市のPRを行っているカントリーマムさんは、今後、もちプリンと木彫り熊最中を組み合わせた、楽しくてかわいいスイーツメニューを展開していきたいとのことです。

くまもなか1.png くまもなか2.png
北海道土産の木彫り熊をモチーフとした熊最中

 

 カントリーマム   

北海道名寄市西13条南5丁目1-11
TEL090-4879-6426        
Instagram@country_mam2006

 

カテゴリー

お問い合わせ

上川総合振興局産業振興部商工労働観光課食・観光戦略室

〒079-8610旭川市永山6条19丁目1-1 上川合同庁舎

電話:
0166-46-5320
Fax:
0166-46-5208

page top