令和2年度 上川管内観光入込客数調査報告書について
令和2年度 上川管内観光入込客数の概要
令和2年度の当管内における観光入込客数(延べ数)は980万4千人となり、前年度(1,903万6千人)と比較して48.5%(923万2千人)減少と、過去最大の減少幅を記録した。年間を通して、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受ける結果となった。ゴールデンウィークを含む春期(4・5月)は感染症対策に係る道の緊急事態措置及び国の緊急事態宣言による外出・往来自粛要請の影響を受け、大きく減少した。その後、7月から開始された国による「Go Toトラベル」や「どうみん割」、さらには管内の多くの自治体で行われた独自のキャンペーンなどの成果により、夏以降の入込は回復の兆しを見せたものの、11月以降の感染再拡大により、各支援策が停止になったことを受け、再び減少傾向へと転じた。一方で、三密回避による屋外需要が増加したことにより、多くの市町村でキャンプ場等、屋外施設の入込が増加するなど、例年とは違った新たな動きも見られた。
令和2年度 上川管内訪日外国人宿泊者数の概要
令和2年度の当管内における訪日外国人宿泊者数(実人数)は2,279人となり、前年度(63万3,171人)と比較して99.6%(63万892人)減少した。また、宿泊延数は3,866人泊となり、前年度(89万5,458人泊)と比較して99.6%(89万1,592人泊)減となり、過去最大の減少幅を記録した。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、わが国において検疫強化をはじめとする水際対策の強化措置が行われていること、多くの国で海外渡航制限の措置が取られていること等から、ほぼゼロに近い数字となっている。