大雪ものしり百科:自然編|大雪山の歴史:その4


大雪ものしり百科:自然編|大雪山の歴史:その4


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お鉢平カルデラの外壁崩壊(1万年前頃〜)
image036.png お鉢平カルデラの外壁が侵食作用によりついに崩壊し、カルデラ湖の水は北東側のカルデラ壁から流出してしまいました。 こうして現在のお鉢平の凹地と赤石川が形成されました。

【この時期に形成された地形】 お鉢平、赤石川
大雪山系旭岳の誕生(2万年前〜数千年前頃)
image041.jpg 再びお鉢平カルデラ周辺で火山活動が始まり、次々と成層火山が形成され、溶岩流が忠別川流域などへ広く流れ出しました。

【この時期に形成された山々・地形】
旭岳、後旭岳、熊ヶ岳、北海岳、ミクラ沢溶岩

大雪山系旭岳の地獄谷の形成 (3千年前~2千年前頃)
011.jpg 北海道の最高峰としての旭岳(2,291m)は大雪山の山々を従えるようにしてそびえています。中腹には地獄谷と呼ばれる噴気活動の活発な噴気孔群があるのが旭岳の特徴で、その噴気活動は、旭川市内でも好天時に見ることができます。旭岳は数ある大雪山の山々の中でも最も若い山とされています。お鉢平カルデラ南西壁の噴火で熊ヶ岳・後旭岳などに次いで、今から約2万年前に旭岳が誕生したと言われています。誕生当時は、富士山のような形をしていましたが、今から2千年〜3千年前頃に水蒸気爆発を起こし、その規模は大きく旭岳そのものの姿を大きく変えてしまって、山頂部から西側が崩れ落ち現在の山容になりました。
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大雪山系旭岳の周りにある池の誕生 (2千年前頃〜現在)

012.jpg 旭岳の麓にある姿見の池は、静かに美しく水をたたえ、訪れる人の心を和ませてくれますが、その誕生は、想像を絶する過酷な環境を乗り越えて現在の形になったことは、あまり知られていません。旭岳は今から約1〜2万年前ころに誕生し、2千年〜3千年前頃に山の西側が火山活動により大爆発。その後、大きく山容を変え、爆発跡には爆裂火口ができました。それが現在の地獄谷です。その当時の火山活動は、旭岳の麓でも起こっていて、幾つかの火口ができたりふさがったりを繰り返していました。その後、噴火の無くなった火口には、雨や雪で水が溜まり池のようになって、現在の姿見の池や夫婦池、満月池になりました。


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