大雪山にある人名が付いた山々
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大雪山を代表する山々|市町村名の付いた山々|アイヌ語が付いた山々 人名が付いた山々|色名が付いた山々|その他の山々
大雪山系桂月岳 |
桂月岳(標高1,938m -表大雪-)は、黒岳山頂から黒岳石室に向かうと、その姿を間近に見ることができます。この山の由来は、大正時代に全国を渡り歩きながら詩を書き続けた歴史的文人「大町桂月」からきています。 大正10年大町桂月は、この地を訪れ、山案内人の成田嘉助らと未開の大雪山を縦走。その厳しい道中、同行者が大町桂月の人柄に感銘を受け、敬慕の心から桂月岳と名付けたといわれています。 |
大雪山系小泉岳 |
小泉岳(標高2,158m -表大雪-)は、赤岳と白雲岳の間にあります。この山はこれといったピークがなく、稜線上に標識があるだけで山頂という感じはしませんが、赤岳からは見えない日高連山なども天気が良ければ見ることができます。また、小泉岳周辺は大雪山の中でも最も高山植物の種類が豊富で、大雪山固有種のホソバウルップソウなどの高山植物観察コースとしては最適です。小泉岳の名前の由来は、明治〜大正時代に大雪山全体の地質や植物を初めて本格的に調査した植物学者、小泉秀雄氏の功績を称え、小泉岳と命名されました。 |
大雪山系間宮岳 |
間宮岳(標高2,185m -表大雪-)は、お鉢平カルデラの外輪山のうちの一つです。これといったピークはなく、火山礫や火山灰の裸地です。この山の由来は、江戸時代後期、北海道(蝦夷)を測量し、現在の北海道地図の基盤となる「蝦夷図」を作った探検家、間宮林蔵の功績を称えて「間宮岳」と命名されました。 |
大雪山系荒井岳 |
荒井岳(標高2,183m -表大雪-)は、間宮岳と並び、お鉢平カルデラの外輪山です。大正から昭和にかけて大雪山を全国に紹介し、層雲峡温泉の開発に尽くした功労者、荒井初一氏の名前が付けられました。なお、大正15年以前は、大雪山を探検した近藤重蔵の名前が付けられており、近藤岳と呼ばれていました。 |
大雪山系松田岳 |
間宮岳、荒井岳と同様に松田岳(標高2,136m -表大雪-)もお鉢平カルデラの外輪山にあります。この山名の由来は、江戸時代に未開の地であった大雪山を踏破し、石狩川の水源を発見し「イシカリ川水源見分書」を残した松田市太郎の功績により松田岳と命名されました。 |
大雪山系永山岳 |
永山岳(標高2,046m -表大雪- )は、お鉢平から少し離れた北西部に位置しています。旭岳、黒岳ロープウェイができる前までは、大雪山の玄関口として愛山渓から登山を始めた人が多かったようです。山名の由来は、明治時代に、北海道開拓使に出仕し北海道の開発と産業の発展に大きな業績を残した人物、永山武四郎の名前から由来したといわれています。旭川市にも永山の地名がありますが、永山岳同様に永山武四郎から名を取っています。 |
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