道民健康づくりオンラインパネル展 「糖尿病」

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。
インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲に収める働きを担っています。初期には症状がほとんどありませんが、進行すると動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなります。また3大合併症として、網膜症、腎症、神経障害があり、失明や透析につながる病気でもあります。

北海道では、糖尿病の方は多いの?

北海道では、令和4年度に「糖尿病が強く疑われる40~74歳」のHbA1cの値が、6.5%以上の男性は10.0%(全国9.5%)、女性は4.7%(全国4.7%)、「インスリン注射または血糖を下げる薬」を服用している男性は8.4%(全国8.8%)、女性は3.7%(全国4.8%)となっています。
糖尿病の可能性が否定できない40~74歳にHbA1cの値が、6.0%以上6.5%未満の男性は10.0%(全国10.1%)、女性は8.4%(全国9.5%)となっています。
                                                    (第8回NDBオープンデータ(厚生労働省)   

どんな症状があるの?

症状がないため、糖尿病になっていることに気がつかない方も多くいます。

血糖値が高くなると、喉が渇いたり、尿の回数が増えたり、疲れやすくなったり、体重が減ったりします。

血糖値が高い状態が続くと、多くの合併症(糖尿病が原因で起こる病気)が起こりますので、定期的に健診を受診し、早期に発見することが大切です。

これから糖尿病にならないために、気をつけることは?

生活習慣の改善がとても大切です。

全身の健康にも大きく関係しますので、今の生活を見直して、健康的な毎日を送ることを目指しましょう。

生活習慣の改善

世界糖尿病デーを知っていますか?

世界糖尿病デー(WDD)は、糖尿病の脅威が世界的に拡大しているのを受け、世界規模で糖尿病についての理解を高め対策しようと、IDFと世界保健機関(WHO)によって1991年に開始されました。2006年には国連の公式の日にもなっています。

糖尿病の予防や治療継続の重要性について、皆さんに知っていただく大切な日となっています。 今年は11月9日~15日の1週間を糖尿病週間として、全国各地で糖尿病に関する健康相談や広報活動が行われます。

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