女性の健康週間オンラインパネル展 テーマ1「女性とがん」 

北海道のがん対策は、北海道がん対策推進計画(令和6年度~令和11年度)に基づいて行われています。ここでは、女性に多い乳がん、子宮頸がん、若い世代のがん、そしてがんの相談窓口を紹介します。

女性とがん

女性のライフステージにおいて、子宮頸がんは20代から、乳がんは30代から多くなる

女性ホルモンは、思春期(10歳~18歳)にかけて徐々に分泌が増え、20代~30代の性成熟期に最も多くなります。その後、45歳頃からの更年期に向けて徐々に減少していきます。女性のライフステージでは、思春期以降に進学、就職、仕事、結婚、出産、子育て、趣味など、さまざまなライフイベントが訪れます。その中で、子宮頸がんは性成熟期に多く見られ、乳がんは性成熟期後期から更年期にかけて発症しやすくなることが知られています。

北海道のがん登録(2019年)によると、北海道の女性で最も多いがんは乳がん(21.3%)、次いで大腸がん(16.4%)でした。一方、男性では肺がん(16.4%)が最も多く、続いて大腸がん(15.9%)が多いという結果でした。特に、乳がんは代表的な女性のがんとして知られており、若い世代からその発症割合が高くなる傾向が見られています。(参考:北海道のがん登録状況 2019)

また上川中部圏域で最も多いがんは、女性は乳がん、男性は大腸がんとなっています。

乳がん

北海道は乳がん死亡率が高く、乳がん検診受診率は低い

この図からわかるように、北海道は全国と比べて乳がん検診の受診率が低く、乳がんによる死亡率が高い傾向にあります。

日本人女性の9人に1人が生涯のうちに乳がんを発症すると言われており、30代から増え始め、40~60代でピークを迎えます。しかし、乳がんは早期発見・早期治療により生存率が高まることが分かっています。月に一度、マンマ・チェック(乳房の色や形の変化、しこり、分泌物の有無などを自己確認)を習慣にしましょう。乳房やわきの下に異常を感じたら、できるだけ早く医療機関を受診してください。
(参考:国立がん研究センターがん情報サービス ganjoho.jp)

子宮頸がん

子宮頸がんは、子宮の出口に近い頸部に発生するがんで、若い世代の女性に多いのが特徴です。20歳を過ぎたら、2年に1回の検診を受けることが推奨されています。早期発見・早期治療のために、定期的な検診を心がけましょう。

北海道は、中外製薬株式会社と締結した「がん啓発およびがん検診の受診率向上に向けた包括的連携協定」に基づき、子宮頸がん検診の啓発動画「デジタル市民公開講座 おしえて!子宮頸がん検診のコト」を制作しました。

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、多くの女性が一生に一度は感染するといわれるウイルスです。HPVへの感染を防ぐことが、子宮頚がん予防の重要な手段のひとつとされています。その方法のひとつが、HPVワクチンの接種です。

HPVワクチンについてもっと詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。

若い世代のがん ~ AYA世代がん

思春期から30歳代までを思春期・若人成人世代、Adolesecent and Young Adult世代、アヤ世代といいます

15~30歳代の世代は、**Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)**の略で、AYA(アヤ)世代と呼ばれます。

AYA世代(15~30歳代)でがんを発症する人は、年間のがん患者全体の約2%を占めています。特に、AYA世代のがん患者は女性が男性よりも約4倍多く、25歳以降の発症が全体の9割を占めています

アヤ世代がんは、女性の罹患数は男性よりも4倍近く、25歳以降の罹患が9割を占めています

AYA世代(15~30歳代)は、親からの自立や社会活動への参加など、人生の転換期を迎える時期でもあり、さまざまな不安や悩みが生じやすい時期です。しかし、AYA世代のがん患者は比較的少なく、同じ悩みを共有できる仲間に出会いにくいため、ひとりで苦しさを抱えがちです。

そしてAYA世代に起こりうるライフイベントが、妊娠や出産です。「妊娠するための機能、妊娠する能力」のことを妊よう性といいます。

北海道では、がん患者等が将来子どもを持つ可能性を保つため、妊よう性保存にかかる費用の一部を助成します。この支援により、治療に取り組む際に将来への希望を持ち続けることができるようサポートします。

がんのリスクを減らすために

がんには喫煙、飲酒などが深く関係しており、生活習慣病との関連も明らかになっています。生活習慣を見直すことで、がんの予防が可能です。また、がん検診を受けることで、早期発見・早期治療ができ、がんのリスクをさらに減らすことができます。

知ってて安心、 相談窓口

がんの相談窓口 ~がん相談支援センター

がん相談支援センターは、がんに関するさまざまな相談を受け付ける窓口です。がん専門の相談員が、患者さんやご家族のご相談に丁寧に対応し、問題解決をサポートいたします。がん患者さん、ご家族、地域の皆さんがどなたでも、どの医療機関で治療を受けている場合でもご利用いただけます。

がんの診断や治療に関する相談、不安や悩み、療養上の相談、仕事に関する心配、就労支援、セカンドオピニオンなどの相談をお受けします。

ご利用は無料です。申し込みは各病院にお問い合わせください。
がん診療連携拠点病院がん相談支援センターお問合わせ先
旭川医科大学病院がん相談支援センター              0166-69-3231(直通)
市立旭川病院がん相談支援センター0611-24-3181
旭川厚生病院がん相談支援センター0166-38-2201(直通)
がん診療連携指定病院がん相談支援センターお問合わせ先
旭川赤十字病院がん相談支援センター0166-22-8111
独立行政法人国立病院機構旭川医療センターがん相談支援センター(地域医療連携室)0166-51-3161

その他

がん等によってお家で療養するとき、頼りになるのが訪問看護ステーションです。

上川保健所では、旭川・上川中部・富良野地域の訪問看護ステーションの情報を公開しています。このパンフレットをみれば、どこの事業所で、どんなサービスが受けられるのか、一目でわかります。

上川保健所保健推進のページ

※情報は随時更新されます。最新情報は上川保健所ホームページをご確認ください↓↓↓

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