特殊詐欺にご注意ください

道内では特殊詐欺の被害が増加しており、認知件数・被害金額ともに極めて深刻な事態となっています。
特に、親族や警察官、弁護士などを装う「オレオレ詐欺」、
身に覚えのない料金を請求するなどの「架空料金請求詐欺」、
行政機関職員を装い還付金などの名目でATMに誘導する「還付金詐欺」が多発しています。

道内の特殊詐欺被害被害状況について

認知件数

6月末時点で既に昨年1年間を超える認知件数となっています。
◎6月末時点認知件数152件(2021年間被害金額140件)(北海道警察「北海道の特殊詐欺事件発生状況(2022年6月末暫定値)」より)

被害金額

被害金額も6月末時点で昨年1年間を超えました。
◎6月末時点被害金額636,811,529円(2021年間被害金額596,073,505円)(北海道警察「北海道の特殊詐欺事件発生状況(2022年6月末暫定値)」より)

令和4年に認知した主な事件

⑴ 息子をかたる損失補てん金名目のオレオレ詐欺

被害者(80歳代女性)は、息子を名乗る者から「契約に必要な書類を紛失した。4千万円必要だ。いくら用意できるか。」などとの詐欺電話を受け、自宅付近で息子の知人を名乗る者に、約1,100万円を手渡し、だまし取られた。

⑵ 市役所職員等をかたる還付金等名目のキャッシュカード詐欺盗被害

被害者(80歳代女性)は、市役所職員を名乗る男Aから「還付金がある。古いキャッシュカードは使えないので、銀行員が取り換えに行く。」などとの詐欺電話を受け、口座番号と暗証番号を教えた。間もなく、銀行員を名乗る男Bが自宅に訪れ、Bが持参した封筒にキャッシュカードを入れさせられた後、被害者が目を離した隙に同封筒と外見が同一の封筒をすり替えられ盗まれた。その後、同キャッシュカードを使用されて計100万円を引き出された。

特殊詐欺に遭わないために

関係機関(上川総合振興局、北海道警察旭川方面本部、旭川信用金庫、北星信用金庫)で連携し、特殊詐欺被害防止に係るメッセージ動画を作成しました。

被害者とならないために「♯9110」または「188」

突然の電話でお金の話が出たら、相手が例え親族だと思っていても、一度電話を切り、警察相談電話「♯9110」か消費者ホットライン「188」にご相談ください。

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