〇お知らせ《調査結果》
・河川水濁度調査結果【北海道(上川)北部森林室】 ※11月頃公表予定
道有林から流れ出る河川で、森林伐採や水利用での河川水の濁り具合を調べ
ています。
【担当:主査(森林整備)】
【調査の目的】
河川水の「濁り」の調査及び調査データの公表を通じて、「流域」内の森林機能や森林
施業への理解を促進することを目的とする。
「濁り」を「濁度」という単位(NTU)で捉え森林施業を含む人為的活動が流域環境へ及
ぼす影響について調査・検証します。
【濁度とは?】
水の「濁り」の程度を数値化したもので、本調査では比濁計濁度単位(NTU:
Nepheiometric Turbidity Unit)を指標としています。なお、測定機器は濁度計(ハック社製2100P型)を使用しています。
◎調査方法
→対象河川に調査箇所を設定し、定点調査を行っています。
◎測定方法
→瓶に入れた試料水(河川の水)に光を当て、分散・透過する光の強さを利用します。
◎「きれいな水」と「濁った水」の濁度は?
→人が目視で確認できる濁りは個人差もありますが、10NTU以上と言われており、10
NTU以下では見た目は透き通って見えます。
◎濁度の測定値と基準
→水道水=0.2NTU 水溶き片栗粉=600NTU
本調査では、降雨なしで10NTU以下、降雨ありで700NTU以下を基準とし、降雨な
しで10NTU以上の場合は何らかの異常があると判断します。
【調査対象河川と選定理由】
調 査 地~1級河川天塩川水系オキキン川(平成16年度から継続調査)
選 定 理 由~〇流域で農地利用や森林施業行われており、これらが河川の水質に与える影響
を調査するため。
調査表 調査表 (PDF 600KB)
調査表 別紙(気象庁:https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_amd_d.php?prec_no=12&block_no=0006&year=2025&mouth=5&day=9&view=) 調査表 別紙 (PDF 613KB)
調査対象河川図 調査対象河川図 (PDF 424KB)
調査地No.2 オキキン川 調査地 オキキン川 (PDF 2.07MB)
調査地No.5 道有林75林班 調査地 道有林75林班 (PDF 2.17MB)
調査結果 グラフ 調査結果 グラフ (PDF 1.14MB)