名寄分室庁舎
名寄分室は、名寄市の中心部を通る国道40号線沿いに隣接しており、周辺地域が官公庁と住宅が混在する閑静な地域でもあるため、周囲の環境にマッチし、地域の人達から親しまれるシンボル的な庁舎の建設を目指しました。
新庁舎の構造材には、地元産の次世代を担う人工林材(トドマツ・アカエゾマツ)を利用した大断面集成材を使用し、美しく、開放感のある空間を演出しています。内外装材には、地域の特産材を使用し、その樹種特性を生かして、木の良さをさらに引き立たせています。また、外観は庁舎全体を「森」としてイメージし、大地や樹幹、葉を象徴的に取り入れ、木造建築のモデル的な建物となるようデザインされています。
位 置 | 名寄市西4条北1丁目3番地 |
敷地面積 | 3,094㎡(平方メートル) |
建設面積 (庁舎床面積) | 346㎡(平方メートル) |
建築年月 | 平成11年1月 |
使用樹種 | トドマツ、アカエゾマツ、ヤチダモ、ミズナラ、ハリギリ、カラマツ他 |