令和３年度 上川管内入込客数調査結果について
令和３年度 上川管内入込客数の概要
令和３年度(2021年度)の当管内における観光入込客数（延べ数）は1,005万3千人となり、前年度（980万４千人）と比較して約2.5％（24万9千人）増加した。
昨年度に引き続き、年間を通して、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受ける結果となった。ゴールデンウィークを含む春季（４・５月）は昨年度に比べ、外出制限が緩和されていたことや、「新しい旅のスタイル」や各自治体独自のキャンペーンの成果により大幅な増加になった。しかし、ゴールデンウィーク以降、新型ウイルス感染症の再拡大により、緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置が繰り返されたことで、入込客数は大幅に落ち込んだ。秋季以降は行動制限が緩和されたこともあり、少しずつ回復を見せた。また、昨年同様に三密回避による屋外需要が高く、キャンプ場やスキー場等屋外施設の入込が好調だった。
なお、新型コロナウイルス感染症が拡大する前の平成30年度（2018年度）の入込客数（1,976万1千人）と比較すると、約49.1%（970万8千人）減少している。
令和３年度 上川管内訪日外国人宿泊者数の概要
令和３年度（2021年度）の当管内における訪日外国人宿泊者数(実人数）は2,826人となり、前年度（2,279人）と比較して24.0％（547人）増加した。また、宿泊延数は4,629人泊となり、前年度（3,866人泊）と比較して19.7％（763人泊）の増加となった。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、わが国において検疫強化をはじめとする水際対策の強化措置が行われていること、多くの国で海外渡航制限の措置が取られていること等から、昨年度から引き続きほぼゼロに近い数字となっている。
