道北地方山岳遭難防止対策協議会(トップページ)

大雪山

道北地方山岳遭難防止対策協議会では、「北海道警察旭川方面本部」管内に所在する振興局、市町村、山岳会及び北海道警察旭川方面本部並びに各警察署等の関係機関が連携し、山岳遭難者の捜索救護及び事故防止に必要な対策を実施しています。

お知らせ

夏山登山に関する注意喚起

令和7年6月13日 関係機関合同で夏山登山に関する注意喚起について、報道発表を行いました。

趣旨

夏山登山では軽装となりがちですが、山頂付近は真夏でも気温が10℃以下に下がることがあり、平成21年7月には、トムラウシ山と美瑛岳で低体温症により10 名の方が亡くなる事故も起きています。
気象や地形などの条件を十分に調べ、万全な準備をして遭難事故を起こさないよう注意しましょう。

安全ガイド

安全に登山をするための心得や装備品等のチェックリスト、また管轄区域内の主要な山の登山ガイド等についてまとめた『安全ガイド』を作成しています。

登山を計画されている方へ

登山計画書(登山届)

登山を計画される場合は、登山計画書(登山届)を作成し、家族や職場にも必ず知らせ、共有しましょう。

関係リンク集

安全登山の心得(『安全ガイド』より)

1.登山計画は、余裕を持って避難コースや予備日を設けて作りましょう。

2.登山計画は、入山の10日くらい前に届出ましょう。

3.出発前は天気予報を調べ、装備・服装を確かめ飲食物に注意し、身体の調子を整えて十分睡眠を取りましょう。(他のスポーツと同様に、事前のトレーニングが必要です。)

4.出発時には、登山計画を家族、友人、知人や勤務先などに話しておきましょう。

5.単独登山は気ままに行動できますが、万一遭難した時は救助を求めることが困難です。信頼できるリーダーを中心とした複数人で登りましょう。

6.天気の悪い時は行動を控えましょう。(一般的に午後は天気が崩れやすいので、行動は午前中に終わるよう心掛けてください。)

7.登山用具は現地で使いこなせるよう準備し、その使用期限を把握しましょう。また、万一に備えて必ず無線機、携帯電話などの通信機器を持ちましょう。

8.登山のルール、エチケットを守り、お互いに楽しい登山をするよう心掛けましょう。

携帯電話、スマートフォンの使用

山岳地域では地形の影響で電波を受信できない場所があるため、一般的に通話可能な範囲であっても通話できない可能性があるので、過信は禁物です。
万一負傷等の遭難により救助を要請するときは、まず「110番」に通報してください。(山岳地域では交信可能な中継局を探す動作を繰り返すため、市街地での使用よりもバッテリーを消耗させます。家族や仲間と連絡している間にバッテリーが消耗し、遭難通報が遅れることで、救助活動に支障をきたすことがあります。)

冬山の遭難防止

バックカントリーにおける救助要請が多くなっています。バックカントリー(スキー・スノーボード)は自然が相手です。スキー場の標識や掲示・注意事項を守りましょう。
雪崩の発生・立木衝突・転落などの危険性があります。

登山中のコース迷い防止

迷ったら、先に進まず位置がわかる場所まで引き返しましょう。
位置がわからない場合は、見通しの良い場所に登りましょう。
沢を下ることは危険なのでやめましょう。
迷わないため、地図、コンパス、GPS等を携行し、事前に使い方も把握しておきましょう。

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