令和5年度「もち米省力化研究会」現地視察研修会を開催しました!(名寄支所)

令和5年度「もち米省力化研究会」現地視察研修会を開催しました!(名寄支所)

 令和5年7月19日(水)に「もち米省力化研究会」現地視察研修会を開催しました。研修会は、「株式会社うけがわファームDEN-EN」、「上川農業試験場」で行い、11名が参加しました(農業者5名、JA道北なよろ3名、普及センター3名)。

 「もち米省力化研究会」は、省力化技術に関する栽培技術の向上、情報交換、地域への情報提供を目的に、令和2年に高密度播種栽培に取り組む農業者で設立したグループです。現在では6戸の農業者が参加しています。これまでの現地研修会は名寄市内で開催してきましたが、今年は他地域の省力化栽培の実態を学ぶことを目的に、上川中央部の2か所で視察を行いました。

 1か所目は東旭川町にある「株式会社うけがわファームDEN-EN」です。代表取締役である請川幹恭氏より、高密度播種短期育苗に取り組んだきっかけや栽培概要、経営への考え方等、幅広くお話をいただきました。参加した農業者からは、「レベラーによるほ場均平はどの程度まで行っているのか」「は種や移植作業にどの程度日数がかかっているのか」など、管理作業や作業体系について多くの質問が聞かれ、活発な意見交換が行われました。

 2か所目は比布町にある上川農業試験場です。水稲畑作グループの尾崎研究主幹より、もち米育種について、生産技術グループの後藤研究主幹より、省力化栽培試験についてお話をいただきました。農業者と研究員による、もち米育種の方向性や直播栽培の水管理など現場の状況について意見交換が行われました。

 研修会を通じて、「名寄市内だけでなく、他地域の状況が知れて勉強になった」「来年も他地域で視察を行いたい」との意見も聞かれ、大変充実した研修会となりました。

1か所目 うけがわファーム DEN-EN

1か所目 うけがわファーム DEN-EN

2か所目 上川農業試験場

2か所目 上川農業試験場

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