令和6年7月16日(火)に剣淵町にて秋まき小麦の適期刈り取り講習会が開催されました。講習会は3回行われ、生産者計86名が出席しました。本講習会では、各生産者が自分の秋まき小麦サンプルを持参し、穂水分の測定を行った後、JA担当者より刈り取り時の注意点の説明、その後、普及センターより本年産秋まき小麦の振り返りと令和7年産秋まき小麦のは種に向けた注意についての講習会となりました。
本年産の秋まき小麦は、近年発生が増えているコムギ赤さび病の影響により早枯れしたほ場が一部見られましたが、開花時期の日照時間や登熟期間が確保されたため、豊作が期待されます。
令和7年産秋まき小麦のは種に向けては、近年秋の気温が高いことから早まきを控え、適期に適量のは種を心がけること、は種前のほ場作りや当地域で問題となっている雑草の対策などの情報提供を行いました。
穂水分測定で収穫適期となっていたほ場では収穫が始まりました。普及センターは引き続き品質の高い作物が穫れるよう支援を続けていきます。
穂水分測定を行うJA・役場職員
普及センターの説明を聞く農業者