令和6年8月6日(火)士別市温根別町にて令和6年度北ひびき農学校の第3回現地研修会が開催されました。
今回は高収益作物である「さやえんどうの栽培について」と「ブロッコリーの栽培について」をテーマに士別市温根別町の上川氏と寺崎氏の農場で行いました。
上川氏のさやえんどう栽培ほ場で、上川氏から、「資材は支柱やパイプなどあるものを利用しているため、初期投資を抑えることができるので、取り組みやすい作物です。」「収穫時に人手が必要ですが、収益性が高い作物です。」と新規作物の導入を促す呼びかけもありました。
続いて寺崎氏よりブロッコリーのほ場を見ながら、「私はキャベツやばれいしょを作ってきましたが、ブロッコリーが一番儲かっている作物ですよ。」と参加者に作付をすすめていました。参加者から「ブロッコリーの収穫作業は、朝早くから実施している印象ですが、実際のところはどうですか。」との質問に対して寺崎さんから「それぞれの作型で調整できますよ。私は、朝ご飯を食べてから作業しています。」と導入に向けた具体的なアドバイスもいただきました。
普及センターでは、現地実習を通じて若手農業者に知識の習得や問題意識を高めて行くことを目的に、北ひびき農学校の受講生に向けて支援していきます。
次回の北ひびき農学校の研修会は8月下旬を予定しております。
さやえんどうを説明する上川氏
ブロッコリーを説明する寺崎氏