重点地区研修会が開催されました(富良野支所)

令和5年1月26日(木)に地域第1係の重点地区研修会が開催されました。
地域第1係では、富良野市老節布北進地区を対象に活動を進めています。

研修会ではたまねぎ減肥試験、秋まき小麦栽培技術について農業者に情報提供を行いました。参加者は農業者5名、普及センターから3名参加しました。

たまねぎの減肥試験に関しては、重点地区各農家の生育データ及び収量データを比較し①施肥標準を上回る施肥を行う農家が多いこと、②収量が低いほ場はpHが低いことが説明され、各種データから施肥量の見直しや土壌化学性の改善への技術提案を行いました。 また、今年度の試験成績報告も同時に行い他地域の収量データ等を見た参加者から「肥料代も高くなるし今日の内容を参考に品種も含めて見直したい。」との声がありました。
秋まき小麦の栽培講習会では、重点地区の一部農家で発生した倒伏原因が眼紋病や過繁茂であること、その解決策として茎数のコントロールと薬剤防除等の方法があることの説明を行いました。説明の後、適正施肥及び防除の徹底による基本的栽培技術の定着を地域で目指す姿として決定されました。

次年度も作物の栽培管理や経営面での支援をしていきたいと考えています。

たまねぎ減肥試験報告の様子

たまねぎ減肥試験報告の様子

秋まき小麦講習会の様子

秋まき小麦講習会の様子

カテゴリー

上川農業改良普及センターのカテゴリ

cc-by

page top