令和7年11月11日(火)、士別市下士別町で北ひびき農学校第6回現地研修会が開催されました。今回のテーマは「耕畜連携」で、下士別町の株式会社早川牧場にお伺いしました。
はじめに早川牧場代表取締役の多田氏より、経営状況や耕畜連携の取り組み内容、経営で心がけていることなどの紹介のあと、実際に牛舎や堆肥場を案内していただきました。
稲わら飼料や敷料に活用している籾殻や麦稈、堆肥など耕畜連携の取組のほか、分娩房のカメラ導入やパネルヒーターを利用した温度管理など、アニマルウェルフェアの取組についても丁寧に説明してくださいました。
受講生より、「麦稈と稲わらではどちらが餌にふさわしいか?」や「どんな稲わらが餌に適しているか?」、「堆肥の使い道、売り先はどこ?」など、畑作と畜産のつながりを意識した質問があり、より実践的な耕畜連携のイメージづくりの場となりました。
令和7年度の北ひびき農学校は今回で終了しますが、令和8年1月より『冬期学習会』の開催を予定しております。
普及センターは、今後も若手農業者の支援を継続していきます。

経営概況を話す多田氏

稲わら飼料についての説明

分娩房のカメラを見る受講生

