令和4年度上川農業改良普及センター(本所)試験成績報告会
令和5年1月17日(火)に試験成績報告会を行いました。上川農業改良普及センターでは、水稲、園芸、畑作、畜産の各担当でそれぞれ地域の課題を解決する試験を数多く設定しています。令和4年12月に(各担当から出された)試験課題を職場内で協議し、今回は選りすぐられた6課題について、指導農業士、実証農家、関係機関へ報告しました。
水稲3課題、園芸2課題、畑作1課題は地域の課題に即した、省力化技術、増収技術、低農薬技術などが報告されました。
参加者からは、省力技術導入の際の機械投資や、気象の動向への対応についての意見、一昨年発生した胴割粒の発生と対策についての質問がありました。
農業のみならず、私たちを取り巻く物価高、円安、労働力不足、ウクライナ情勢など、先の見えない世の動きですが、今回一つ一つ問題解決をしていくという試験内容を参加者で共有することができました。
写真1 トマト半身萎凋病における土壌還元消毒効果確認について説明する河村専門普及指導員
写真2 熱心に説明を聞く参加者