4月24日(水)に普及センターの重点地区となっている士別市温根別町にて、初冬まき春まき小麦の越冬状況を農業者の方々と一緒に調査を行いました。
調査方法は、生育が中庸なところ50cm×50cmの区画で2~3箇所を測定し、平米(㎡)あたりの越冬個体数を確認しました。越冬個体が多いほ場や少ないほ場の条件の差について検討し、越冬前のは種床の作り方など、初冬まき栽培技術の向上を図りました。
その他、今年度試作する子実用とうもろこしについて、情報交換を行いました。子実用とうもろこしは、深い根はりによる土壌物理性改善や労働時間が短いといったメリットがあり、新たな輪作品目として期待されます。そのため、普及センターとしても輪作体系の改善に向け引き続き支援を行っていく予定です。
写真1 農業者との調査風景
写真2 初冬まき春まき小麦の生育状況