令和4年8月25日、鷹栖町北山地区(本所地域第3係重点地域)の三上農場にて、現地中間検討会を開催しました。中間検討会は、重点地域の現状と課題、対象者の反応等を共有する場です。
普及センター担当者から、重点対象地域の状況、問題点、その解決に向けて取り組まなければならない課題について説明を受けた後、「水稲の省力化技術の導入」に取り組んでいる、三上氏に話を伺いました。
三上農場では、水稲面積が13,5haから18haへ拡大するのを機に、育苗面積縮小・省力化を考慮し、育苗様式を成苗ポットから中苗マットに変更、さらに今年から一部のほ場で密播中苗に取り組んでいます。
密播中苗については、「葉数は少なく、草丈も短いため、ほ場の均平が重要と感じた」「初期生育はとても心配であった」「生育の進み方」「ヘリ(無人航空機)による適期防除」「省力化したいが収量もほしい」など今後の検討課題も提示されました。
普及センターは、農業者と共に、課題解決のため、現地での新技術導入結果の積み上げ、実施者の満足度向上、管理改善点検討を支援していきます。
三上氏(左)と吉田普及指導員(右)
三上氏と意見交換する普及センター職員