秋まき小麦の安定確収に係る懇談会を開催しました(名寄支所)

普及センターでは、名寄市智恵文を対象に、秋まき小麦「きたほなみ」の製品歩留の向上と収量の安定に向けて活動しています。今年度は、農業士を中心とした農業者9戸、JA道北なよろ、名寄市農業振興センターの協力のもと、①品種特性と栽培管理の周知、②栽培実態調査、③生育量に合わせた窒素施肥方法の検討、④栽培管理の実証(施肥試験)に取り組みました。

1年間の活動のまとめとして、令和5年2月6日に懇談会を開催しました。懇談会には、農業者10名、JA道北なよろ4名、普及センター3名が出席しました。はじめに、普及センターから栽培実態調査や施肥試験などの結果を説明し、地域の課題と栽培管理のポイントを確認しました。また、今後の活動内容について意見交換を行いました。

農業者からは、越冬前の生育を確保する気象条件、施肥管理や病害防除について質問がありました。また、「自分たちの収量が向上すれば、智恵文以外の農業者も興味を持ってくれると思う」との意見や「秋まき小麦の大豆間作栽培について知りたい」「講習会を動画配信してはどうか」などの要望もありました。

普及センターは、引き続き農業者や関係機関と意見交換しながら、秋まき小麦の安定確収に向けて活動していきます。

令和4年4月、生育調査の結果を基に窒素施肥方法を検討しました。

令和4年4月、生育調査の結果を基に窒素施肥方法を検討しました。

令和4年4月、現地研修会では品種特性に合わせた栽培管理について説明しました。

令和4年4月、現地研修会では品種特性に合わせた栽培管理について説明しました。

令和5年2月、懇談会では令和4年産を振り返り、ざっくばらんな意見が交わされました。

令和5年2月、懇談会では令和4年産を振り返り、ざっくばらんな意見が交わされました。

カテゴリー

cc-by

page top