令和5年8月23日、3S活動のポイントについて学ぶことにより、農場(生産)環境を整える人材を育成することを目的とした勉強会が、上川農業改良普及センター本所の大会議室と現地農場で開催されました。勉強会は、オンラインによる配信も行われ、農業者、関係機関併せて、41名の参加となりました。
「整理」「整頓」「清掃」の取り組みは3S活動とも言われており、その目的は、「安全」で「効率的」で「快適」な職場を作ることです。3S活動はGAPの基本でもあり、使わない機械・道具、廃棄物をほ場、農産物取扱い施設やその周辺に放置せず、片づけやすい配置の工夫や仕組みを作っていくことが活動の要となります。
勉強会では、JGAP/ASIAGAP指導員である中橋氏より「3Sの概要、なぜ3Sが必要なのなか、3Sの進め方とは」について講演いただきました。その後、ASIAGAP団体認証農場の一つである黄木農場にて農場における実践事例について学びました。
GAPは日常的な取組です。難しい取組ではありませんが、継続して取り組むことが大切です。今後も農業改良普及センターは、「GAPをする」「GAP認証を取る」取組について、継続的な支援を行っていきます。
講演の様子
講演する中橋賢一氏
農場での講演の様子
講演する黄木高善氏
黄木農場_倉庫その1
黄木農場_倉庫その2