剣淵町で令和6年度北ひびき農学校第2回現地研修会が開催されました(士別支所)

令和6年7月2日(火)剣淵町にて令和6年度北ひびき農学校の第2回現地研修会が開催されました。

今回は「水稲乾田直播と田畑輪換について」と「水稲の栽培について」をテーマに剣淵町の多積氏と下田氏の農場で行いました。

多積氏の水稲乾田直播栽培ほ場で、立浪専門普及指導員から水稲乾田直播と田畑輪換について説明を行いました。一般的な移植水稲の土と乾田直播・湛水直播栽培のほ場の土を展示し、「土のかたさや粒子の違いが作物の育ち方に影響を与え、乾田直播栽培は、土の粒子が大きく、水はけがよく、根にたくさん酸素を与えること、後作に小麦や大豆を作付けした際の収量向上が期待される。」との話がありました。

続いて下田氏より密播中苗栽培のほ場を見ながら、「中苗から密播中苗に育苗様式を変更して、育苗や、移植などの、春作業が楽になり、密播中苗はおすすめですよ。なによりも一緒に作業をしている家族に喜ばれています。」と省力化を実践している生の声が聞けました。

受講生から、「将来的に面積が拡大することを想定して、水稲直播や密播中苗などの省力化技術の導入により、これからの経営に活かしていきたい。」と感想をいただきました。

次回は、8月上旬を予定しています。

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