令和7年3月6日に上士別の若手稲作農業者で構成される「八十八屋」の会員5名が、普及センター士別支所で行われた講習会に参加しました。「八十八屋」は米の食味向上に努めている学習組織で、様々な食味コンテストに出品しています。令和6年度は、広島県北広島町で行われた全日本お米グランプリで「ゆめぴりか」を出品し銀賞を受賞しました。更なる品質向上を目指して毎年普及センターで食べ比べと講習会を実施しています。
講習会では、気象からタンパク値を予測できるアプリ、倒伏の原因の一つとなる疑似紋枯症等の病気について学習し、その後活発な情報交換が行われました。
講習会後に行われた食べ比べでは、会員が栽培した「ゆめぴりか」を基準とし、らんこし米「ゆめぴりか」や本州のお米と食べ比べを行いました。会員からは「上士別産の米はうまい」と高い評価でした。
会員からは「今後の面積を維持するために省力的な技術を検討したい」と希望があり、普及センターでは、それを踏まえて今後の講習会を行っていく予定です。
外観品質の確認
米の食べ比べの実施