令和7年6月26日、北はるかもち米生産組合の美深部会と下川部会のそれぞれの会員のほ場で、水稲の栽培管理に関する青空教室を開催しました。部会員、JA職員と合わせて25名が参加しました。
今年の気象経過や生育状況について部会員の皆さんと確認しながら研修を行いました。
移植時期の5月下旬から6月上旬に低温傾向だったものの、その後は気温が高く経過し、すでに幼穂形成期に達しているほ場もありました。また、イネドロオイムシの食害も見られ、今後は水稲の生育と病害虫の発生状況に応じた栽培管理が重要であることを説明しました。加えて、育苗ハウスの土壌診断や、高温時の熱中症対策についても注意喚起を行いました。
引き続き、普及センターでは作況調査や技術情報の発行など、水稲の安定生産にむけて支援していきます。
本所の上田主任普及指導員よりほ場の生育状況と今度の栽培管理について説明(上:美深部会、下:下川部会)