令和7年12月9日(火)に、JA道北なよろ営農センターで「もち米省力化研究会」の冬期研修会を開催しました。研究会員、もち米生産組合役員、JA、市役所、肥料メーカー、普及センターの合計17名が参加しました。
研修会では、これまで調査した省力化技術(高密度播種栽培、湛水直播栽培、疎植栽培)の結果報告を行い、取り組んでみての感想や今後の課題について意見交換を行いました。参加した会員からは「育苗管理が課題。今後も苗の改善に努めたい」「これまでの取り組みでほ場管理の重要性が理解できた」等の意見をいただき、有意義な研修会となりました。
「もち米省力化研究会」は令和2年に高密度播種栽培に取り組む農業者と普及センターが設立した組織です。研究会では、高密度播種栽培の現地適応性の検討や名寄市における栽培体系の確立を目標に、調査活動や研修会の開催を毎年行ってきました。活動の結果、令和6年度には栽培マニュアルを作成し、様々な研修会の場で共有することができました。活動当初の目標を達成し、研究会の活動は令和7年で終了となりましたが、今後も省力化技術の検討や地域への導入に向けて支援を進めていきます。

研修会の様子

