令和4年度 第1回 「未来に向けて、サキホコレ!女性農業者研修会」が開催されました(名寄支所)

名寄市の女性指導農業士・農業士7名で組織する「すみれの会」と上川農業改良普及センター名寄支所が主催する研修会が、令和4年12月12日(月)に開催され、名寄市内外の43名が参加しました。

令和4年度の第1回目となるこの研修会では、標茶町の指導農業士である千葉澄子氏を講師として招き「農業経営におけるコーチングの必要性」について講演いただきました。千葉氏は、ご家族で酪農業を営みながら、しべちゃ女性カレッジの塾長を務めるなど、女性農業者の経営・社会参画への意欲喚起にむけて積極的に取り組みを進めてきた先駆的な農業者です。

講演では、千葉氏ご自身の体験談をもとに、働きやすい・明るい職場づくりのための「コーチング」について、お話いただきました。「家族・会社が1つの目標に向かって経営参画できる環境づくりこそが大切。夫婦であっても、親子であっても伝えたいことは言葉にして出さないと伝わらない、コミュニケーションをしっかりとろう!」という言葉には説得力があり、多くの参加者が聞き入っていました。ユーモアを交えながら千葉牧場でのコーチング実践方法を具体的にお話いただき、「自分もやってみよう!」と一歩踏み出す勇気をもらえた研修会となりました。

講演後は、コーチングの実践方法についての質疑応答が熱心に交わされました。千葉氏からは質問への回答だけでなく、コーチングを上手に活用してほしいという「エール」が送られました。

「すみれの会」上口里美代表よりご挨拶

「すみれの会」上口里美代表より挨拶

千葉澄子氏の講演は分かりやすく、話に引き込まれます

千葉澄子氏の講演は分かりやすく、話に引き込まれます。

参加者からは、千葉氏にアドバイスを求める質問が多く寄せられました。

参加者からは、千葉氏にアドバイスを求める質問が多く寄せられました。

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