上川地区北海道指導農業士・農業士会夏期研修会が名寄市で開催されました(名寄支所)

今年度は名寄地区グリーンアドバイザー協議会が担当となり、農業者・関係機関合わせて70名が参加しました。日程は令和4年7月13日~14日の2日間で行われ、1日目は「株式会社もち米の里ふうれん特産館」、「Farmers Cake花琳」、「薬用植物資源研究センター北海道研究部」の3カ所を視察しました。2日目は視察以外の新たな取り組みとしてふうれん地域交流センターで、パネルディスカッションが行われました。

7/13研修ふうれん特産館

ふうれん特産館では、取締役の佐藤勝指導農業士より、道の駅での販売や北海道じゃらん『道の駅』特集への掲載など、客層を広める取り組みについて紹介されました。

7/13研修Farmers Cake花琳

Farmers Cake花琳は、カフェメニューやケーキに名寄産の食材を使う農家カフェです。季節や旬に合わせてラインアップを取り揃えています。経営者の今田三千代氏は「一番うれしかったのは、お客様のおいしい笑顔」。小規模店で従業員や設備が限られ苦労も多々ある中で、お客様の満足・地域の信頼が何よりの励みになると話してくれました。

7/13研修薬用植物資源研究センター

薬用植物資源研究センターは、国内でも数少ない薬用植物の研究拠点です。林茂樹研究リーダーより「薬用植物の自給率わずか10%で輸入価格が年々高騰し、国内生産での収量・品質の安定化が課題である」と説明を受けました。ほ場では、品種改良、ウイルスフリー株の実証試験などが行われていました。

7/14パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、「大地の魅力を形にする農業者のチャレンジ」をテーマに、各パネリストから「失敗は次の成功や自信につながる」など様々な意見が交わされました。各参加者からは「来年度も同様の取組をしてはどうか」との声もあり好評でした。

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