令和4年度 第2回 「未来に向けて、サキホコレ!女性農業者研修会」が開催されました(名寄支所)

名寄市の女性指導農業士・農業士7名で組織する「すみれの会」と上川農業改良普及センター名寄支所で主催する研修会が、令和5年1月19日(木)に開催され、名寄市内外の43名が参加しました。

令和4年度の第2回目となるこの研修会では北見市の指導農業士である森谷裕美氏を講師に招き「GAPで目指す!快適な労働環境」について講演いただきました。

森谷氏は、玉ねぎを中心に、てんさいや留辺蘂町の特産でもある白花豆、冬期はケールや寒じめほうれんそうを栽培しています。また、「るべしべ白花豆くらぶ」会長として、白花豆のPRや地域の活性化にも積極的に取り組んでいます。

森谷氏は経営の中で「ムリ、ムダ、ストレス」が多く、従業員への指示伝達がスムーズにいかなかったことなどから、GAPに関心を持ちました。その後取引先からの依頼もあり、GAPの団体認証を取得しました。「GAP認証は取得してからがスタート」と考え、従業員も含めた会社全体で農作業安全対策を考えたり、作業内容を写真と文章で整理し、更新するなど継続した取り組みを行っています。現在では、「経営の改善」「ゆとりの創出」「従業員の意識改革」など大きなメリットを感じ、経営理念にもある「持続的な農業」を目指した改善を続けています。

講演後は、「たくさんの人を雇用する上で気をつけていることは」など、参加者からは質問が多く寄せられ、関心の高さがうかがえました。

「すみれの会」上口代表は、「森谷さんの講演を楽しみにしていました!」と大きな期待を寄せていました。

「すみれの会」上口代表は、「森谷さんの講演を楽しみにしていました!」と大きな期待を寄せていました。

森谷ファームで取り組んでいる具体的なGAP手法をお話しいただきました。

森谷ファームで取り組んでいる具体的なGAP手法をお話しいただきました。

GAPの具体的な取り組み内容に対して多くの質問がありました。

GAPの具体的な取り組み内容に対して多くの質問がありました。

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