名寄市もち米生産組合冬期講習会を開催(名寄支所)

 JA道北なよろ、名寄市もち米生産組合では、令和5年1月26日に冬期講習会を開催しました。名寄市内から約40名の農業者が参加し、米質改善共励会優秀者の表彰と、ホクレン旭川支所よりもち米の販売情勢と消費拡大に向けた取り組み、普及センターより安定経営に向けて「育苗期間の短縮」と「省力化栽培技術の導入」を提案しました。

 「育苗期間の短縮」では、成苗ポットでの育苗日数を25~30日に短縮することで、早期異常出穂の回避・穂揃性の向上が期待されることを報告しました。また、「省力化栽培技術の導入」では、近年導入が始まった高密度は種栽培(密播中苗・高密短)について、栽培のポイントと育苗管理などの省力化について報告しました。講習会終了後に出席者から「収量の向上に向け、25日育苗に取り組みたい」との声が聞かれました。

 本年も豊穣の秋を期待しつつ、普及センターとしても農業者に寄り添った支援ができるよう取り組んでいきます。

講習会より(上川農業改良普及センター名寄支所地域係説明)

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