名寄地区グリーンアドバイザー協議会 土壌に関する研修会を開催(名寄支所)

 令和5年2月6日、名寄地区グリーンアドバイザー協議会冬期研修会が、グランドホテル藤花において開催されました。グリーンアドバイザー協議会の会員のほか、市内外の農業者・関係機関あわせて73名が参加しました。

 講師に帯広畜産大学の谷昌幸教授をお招きし、『土づくりの第一歩は土壌の成り立ちと特性を知ることから』をテーマに、土壌断面調査や土壌診断の重要性についてご講演をいただきました。土壌診断では、pHの改善以上に「塩基飽和度」「石灰苦土比」「苦土加里比」の改善が必要であると熱弁されました。
 講演後、参加した農業者から、各々のほ場でどのような対策が必要かなど、積極的な質問・意見が交わされました。

 肥料費・資材費が高騰する中、いかに過剰な施肥を抑え、透排水性・肥効性を改善するかが求められています。研修会の内容を踏まえ、普及センターも土づくり・経営改善に向けて、農業者・関係機関に働きかけていきたいと思います。

会場の様子。70名を超える盛大な研修会となりました。

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