農業基礎ゼミナール「北ひびき農学校」の研修会が開催されました(士別支所)

 令和5年9月25日(月)、士別市多寄町の北海道指導農業士 村中吉宏氏のほ場で、受講生、関係機関、計10名が出席し第4回現地研修会が開催されました。

 今回の現地研修の内容は「子実用とうもろこし」をテーマに普及センターから、子実用とうもろこしとサイレージ用とうもろこし(デントコーンサイレージ)との用途の違いや、栽培、収穫方法について説明をしました。

 続いて村中氏より子実用とうもろこし栽培の注意点、輪作作物としての導入による利点、並びに専用収穫機械の説明をしていただきました。

 子実用とうもろこしの茎葉はほ場に還元し肥料の節減、子実は畜産農家への飼料供給として利用できます。

 昨今の輸入肥料・飼料の高騰や耕畜連携の面からも注目されており、士別支所管内でも今後の面積拡大が期待されています。

 受講生の中には子実用とうもろこしに初めて触れる方もおり、関心を持って耳を傾けていました。

普及センターから栽培方法について説明

普及センターから栽培方法について説明

収穫間近な子実用とうもろこし

収穫間近な子実用とうもろこし

村中氏から収穫機の説明に興味を持つ受講生たち

村中氏から収穫機の説明に興味を持つ受講生たち

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