名寄市の女性指導農業士・農業士7名で構成されている「すみれの会」が主催する研修会が令和6年11月15日(金)に行われ、名寄市内と近郊の女性農業者、関係機関など25名が出席しました。
名寄市を出発し、バス内で参加者同士の交流を図りながら、研修先の旭川市へ向かいました。
研修会で講演いただいたのは、旭川市で水稲を中心に栽培し、飲食店経営を行っている「(株)うけがわファームDEN-EN」 代表取締役請川幹恭氏と、同じく旭川市で食育活動を主軸に活動している「みそ汁キャラバン隊」の皆さんです。
「(株)うけがわファームDEN-EN」では、現在の経営規模で利益をあげるための経営戦略や、従業員とともに作業状況の共有や「見える化」を図り、作業を効率的に進める取り組みについてお話しいただきました。
みそ汁キャラバン隊の皆さんからは、グループ結成時から現在までの取り組み内容や、コロナ禍を経て活動を継続できた経緯などをお話しいただき、食育の一環である「みそ玉づくり」を体験しました。
どちらの講演も、参加者からの質問が多くあり、貴重なお話を聞くことができました。
請川氏より、豊富な経験に基づいた経営戦略や考え方をうかがいました。
みそ汁キャラバン隊5名のみなさんのお話からは、地域への熱い思いや、活動への強い意欲が感じられました。
「みそ玉づくり」体験は、みそ汁キャラバン隊の皆さんに手ほどきを受けながら取り組みました。